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うちの猫をもちもちしてたら異世界転移したので、異世界で百合してみた!  作者: AM
第4章 基礎魔法を使えるようになりたい!
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28話:グリフォンの試練

「やぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

私はグリフォン目掛けて攻撃した!


クルルルルゥゥゥゥ!!!


避けられた!?

速い…!


「甘いぞ…梨花……。お前の動きは単純だ……」


単純……

ファイさんも言ってた….

動きが単純とは、どういうことなのだろう……?

動き方がぎこちない?それとも予測しやすいのか……?


「隙あり!!!」

グリフォンが爪で攻撃してきた!


「ふっ…!」

私はギリギリで避けた。


「いい回避だ。ただ、回避だけでは我を倒せんぞ!」


動きで勝てないなら…策を立てるしかない……!


「フレイ!!!」

私は剣にフレイを撃ち、剣を赤くした。

これで魔力を送り続ける……!


「紅玉…第五奏!!唐紅の刃(ルビー・エッジ)…!!!」


剣が赤くなった。


昨日覚えたばかりの技……

きっと、長くは続かないだろう……

でも、それでいい……!


「ウィンドスラッシュ!!!」


ジャッシュ……!


「グッ…!!!!やるな……!」


グリフォンに攻撃が当たった!


「だが、我も負けん!!!」

グリフォンは空高く飛び上がった!


何するつもりなんだ……?


ビュュゥゥゥゥゥン!!!!


こっちに向かって、空から突進してきてる!?

やばい避けなきゃ…!!!

いや……待てよ?

避けなくても、ここで大技を叩き込めば、威力を相殺できる!!!

しかも、こっちの威力が上回れば、ダメージを与えることもできる!


私は、剣に魔力をためた。


「どうした!!!避ける気力がなくなったか!!!」

「グリフォン……!かかってこい!」

「ならば行かせてもらうぞ!!!」


来る……!

今!このタイミングで!!!


「エクリプス・ブレード!!!!!!」

「なに!?!!」


ドゴォォォォォォォォン……

砂埃が立った。


「はぁ…はぁ…」


くっ……

流石にやりすぎた…

眩暈が……

おそらくもう体力が…

しかも、剣が…粉々に……

唐紅の刃(ルビー・エッジ)とエクリプス・ブレードを合わせたせいで……


「やるな…木下梨花……。今のは、少し危なかったぞ……!」


あいつ、まだ生きてる……!しかも、余裕そう!!

けど…

計画通りではある……


「我の期待外れだったかもしれぬ…。木下梨花…!ここで終わらせてもらう……!!!」


グリフォンがまた爪で攻撃してきた。




「エクリプス・ブレード」




「何!?!?!?」


ドガァァァァァァァン!!!!!


「はぁ…はぁ…」


やった……!

罠にかかった…!


「お前…その剣はなんだ!?」

「これは…おもちゃの剣だよ……」

「おもちゃの剣だ!?!?」

「昨日のファイさんの特訓の時に使ったやつだよ。当たると痛かったし、本物の剣みたく扱えるから、予備の剣みたいな感じで持ってきてたの。今日、もしかしたら剣が壊れるかもしれないと思って」

「え…!気づかなかった……」

ファイさんが言った。


「敵に気づかれないように、いつもの剣の鞘の裏側に貼り付けて、隠しておいたんです。そうすれば、あたかも一本の剣を持ち歩いているようにしか思えない。だから、敵の警戒心も薄くなる。でも、こんなに役に立つなんて思ってもいませんでしたよ」

「では、なぜお前はもう1発撃てた!?お前の魔力はもう、なかったはずだ!!!!」

「ああ…それは……」


私は、粉々になった物をグリフォンに見せた。


「このブレスレットのおかげだよ」

「ブレスレットだと……?」

「これは、副騎士団長…イヴちゃんが作った、魔力を一回だけ肩代わりできる物。昨日、イヴちゃんが、グリフォンは強いから、いざとなったら着けて使ってくださいって、渡してくれたの。それで、さっきの砂埃が立った間につけた」

「なるほど……」

「私は、剣術とか魔法は、まだ慣れてないから、スピードとか、動きとかではついていけない。だから、策でしか勝てないと思ったの。でも、こんなに上手くいくとは思ってなかったよ」

「どうやら…。私の負けだ」


グリフォンは倒れた。


「木下梨花…。我をお前の剣の強化素材として使え…。お前の剣は耐久性が皆無だ……。我を使えば、耐久性がぐんと上がるだろう。それと、にゃも助の装備も作れ。そうすれば、お前はこの世界を救える……」

「わかった。ありがとう。あと、最後に一つ教えてくれる?」

「なんだ……?」

「あなたは何故、他のグリフォンと違って言葉が理解できるの?」

「それはな…。もう時期わかるだろう……。ただ、これだけは教えよう…。我は監視官(モニター)。この世界の異常を感知する者だ……」

監視官(モニター)……」

「木下梨花…。どうか、この世界を救ってくれ…。頼んだぞ……」


グリフォンは、そういい息絶えた。


「わかった。任せて……」

「梨花ちゃん。グリフォン、倒せたわね……」

「はい。ファイさん、聞きたいことがあるのですが」

「なんだい?」

「このグリフォンで、剣と装備を作りたいのですが、鍛冶屋に持っていけばいいですか?」

「うん。私の行きつけの鍛冶屋を紹介してあげる。そこなら、武器とか装備を1日で仕立ててくれるよ」

「1日で!?」

「とりあえず、城に戻ろう。あ、グリフォンは私たちの部隊が回収させてもらうね。安心して、素材として使えそうな部分は梨花ちゃんに渡すから」

「ありがとうございます!」


私たちは城に戻った。

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