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Epilogue-2
「ソラミミ」
わたしのことを呼ぶ、あなたのことを、わたしは知っている。
そうやって何度も、呼びかけてくれてた。
わたしは、ここにいる。今度は、わたしがあなたを迎える番。
好きだよ。
わたしにとっての、大切な……
「ソラミミ」
そう、もうすぐ、わたしの大切な友達が来るよ。
草里楓って子。
ちょっぴり強気で、ちょっぴり物騒な子だけど、わかってあげたい。もしかしたらときどき、あなたたちを殴ったり蹴ったりもするかもしれないけど、愛そう。あの子を。
そしてずっと一緒に行こう。白い地平を、果ての果てまで、ずっと。きっと楽しい旅になる。
さあ、あの子を迎えよう。
「ソラミミ……?」
「わたしはここにいるよ。ちゃんと、ほら。
おかえり。また、会えたね」




