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峠を越えた世界  作者: Making Connection


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第二十八駆

堅田なぎさ運動公園を出発して更に琵琶湖西岸を北上していく。琵琶湖大橋を通り抜けて更に北上していく。

僕はお弁当を食べてお腹いっぱいになった。

特に体が重いと感じる事はないので本番でも同じくらい食べても大丈夫そうだ。

エネルギーの補給もできたので午後からも頑張ろうと思えた。住職達が一生懸命に考えてくれている事に心の底から感謝している。

言葉で伝えてみても、たぶんその十分の一も伝わっていないように思う。

思えば住職達にも母親にも伝えていない事が多い。

何で大会に出るのか、なぜ優勝したいのか。

こんなに色々と伝えてないのに見返りもなく手伝ってくれる人達がいる事が本当に奇跡だと思っている。

毎日のトレーニングメニューを考えてくれたり、練習に付き合ってくれたり、大会に向けての準備も含めて色々な事のサポートを続けてくれている。

きっと住職達に伝えたら僕の思い付かないような方法で助けてくれるのかもしれない。

高校生になったとはいえ何でもできる人間になった訳じゃない。なんなら自分が大人になってもきっと完璧に何でもできる人間になるとは思えない。

一人でできる事は少ない。だから、友人が必要だし家族が必要だし、同僚が必要になるのかもしれない。

できる事を探して自分にできない事を補ってくれる友を探すのが高校生の仕事なのかもしれない。

自転車で走り続けると色々と考える事が多い。

無心でこぎ続ける事もできるが何かを考えるのには最適な時間と環境かもしれない。

そんな事を考えているとびわこ成蹊スポーツ大学が見えてきた。時間的に13時を過ぎているため気温が30℃を超えてきている。だいたい14時くらいに暑さのピークが来るとしたら今からが暑さとの戦いの本番になってくる。

しっかりと対策をとるためにもここからはしっかりと休憩をとることになっている。

ここがちょうど半分くらい。頑張って練習してきた成果なのかまだそこまできつくない。

ただここからの道のりが険しくなるらしいので油断せずに行こうと思った。

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