表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゆずれないことひとつ  作者: 恩清香
3/9

希望

小学校のときの私はいたって普通の子だった。


田舎の町だったので特に目立ったこともなく

地味といえば地味に暮らしていた。


ゆずれないことひとつ


そんなことは遠くに思っていた。


大人になるのはまだまだ先のこと・・・


夢を描くのもまだまだ時間がある。


ただ大人になるのが怖かった。


「働かなくてはいけない。」



父親の影響だった。


父親はいたってまじめな人だった。


朝の6時には家を出て、仕事場に行き

夜の12時に帰ってくる。


仕事は製造業だった。


働いている姿も見ていた。


必死で働いていた。


その姿が誇らしかったのとともに恐怖だった。


「父親のようにはなれない。」



社会にでるのが小さい頃から怖かった。


働くのが怖かった。



小学校の帰り道は、いつもそんなことを考えていた。



ゆずれないことひとつ・・・


そんな夢を抱くには私はまだ若すぎた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ