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「好き」に理由なんか…  作者: 白砂
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5月1日(月)③

晩御飯を済ませて、お風呂に入る為に着替えを持ってお風呂場の脱衣所で服を脱いでいるとドアが開いたのでそちらを見ると凉がいました。


「侑もこれからお風呂?」

「うん」

「じゃあ、一緒に入っていい?」

「うん、いいよ」


そして私達は服を脱いでお風呂場に向かいました。

因みに私も凉も平常心なのは土曜日の夜は二人でお風呂に入るので慣れているのです。

そう、見るのは慣れているけれど触るのは慣れていないのです。

なので先程は慌てました。


お風呂に入ると凉はイスに座ってシャワーを自分の体に掛け始めたので私はボディタオルを濡らしてボディソープをつけて凉がお湯を掛けやめたのを確認してから凉の背中をボディタオルでごしごしし始めました。

背中が終わると凉にボディタオルを渡して、私はシャンプーを手につけて凉の髪の毛を洗い始めました。


「侑、終わったよ」

「わかった」


私はシャワーで凉の体のボディソープとシャンプーを綺麗に洗い流しました。


そして私は凉の前に移動して目を瞑っている凉に声を掛けました。


「凉終わったよ」

「うん」


顔についた水を手で落として目を開けた凉に私は両手を凉の肩において凉の顔に自分の顔を近づけてキスしました。

唇を離すと凉はちょっと困った顔をして


「侑、いきなり過ぎるよ」

「ごめん。でもしたかったから」

「そっか、じゃあしたりないから私からもするね」

「うん」


今度は凉が私にキスしてくれました。

キスが終わると交代して今度は凉が私の背中と髪の毛を洗ってくれました。



私達はお湯をはったバスタブに恋人座りで入りました。

私が前で凉が後ろです。


「はぁ、疲れがとれる~」

「うん、そうだね」

「そういえば侑の家で一緒に入るの久しぶりだね」

「うん、そうだね。土曜日は一緒に入るからあんまり気にしてなかったよ」

「確かに。あ、そうだ!これからは毎日一緒に入ろ?」

「え?」

「ダメかな?」


そんなことをいいながら凉は私を抱きしめてきました。

私は凉を見ない様にしながら


「……………凉がどうしてもって言うなら」

「うん、じゃあ明日から一緒に入ろう」

「……うん」

「えへへ~」


凉が嬉しそうに笑いました。

それから温まってからバスタブを出て、お風呂場から出ようとした凉を私は後ろから抱きしめました。


「ねぇ、()()


私は普段とは違って名前をちゃんと言いました。

私の真剣な声に凉は驚きつつも黙って私からしゃべるのをまってくれています。


「私、凉夏の事が好き、大好き、でも『愛してる』って言えないくて」


私は抱きしめていた凉夏を離して私の方に振り向かせてから


「でも、もう少しで凉夏の事『愛してる』って言えそうだから」


私は凉夏を真っ直ぐ見ながら


「このまま凉夏からもぐいぐい来て。私も精一杯答えるから」

「うん!これからも遠慮せずにぐいぐい迫るよ。だから」


凉夏は私に一度キスをしてから


「やっぱり無理って言って私をふらないでね。多分私ふられたら悲しくてなにするか分からないから」

「うん!」


今度は私から凉にキスをして


「絶対にふらないし、凉夏の事愛しかけてるから期待してて待っててください」

「うん!待ってる」


私達はどちらともなくキスをしてお風呂場をでました。

読んでいただきありがとうございます!

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