表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/28

エピローグ


 雲は厚くたれこめ、二つの太陽の光を完全にさえぎっていた。

 降りしきる雪は白銀色の幕となり、強い風によってかき乱されている。

 海のうねりは大陸や島にあたって砕け、飛沫をあたりにまき散らす。波は寄せては返し、また寄せることを飽きることなく繰り返す。


 地殻変動によって出現した大地は雪に覆われていた。

 木々や生物のない白い世界がどこまでも伸び、黒い空との境目をなだらかに描いている。

 黒と白の二色の世界。

 だが、そこにも明かり温もりがある。

 地面におりた天蓋都市(てんがいとし)の中で、人々は時が流れるのを待ち続けていた。


 やがては暗雲が晴れる。

 その後には暖かな風が大地を渡り、海がいずれ無数の子供たちを陸へと送るだろう。

 世界ある限り命がすべて絶えることはなく----

 時は、永遠に----

 そして、止まることなく流れてゆく……。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ