【第8話】もう一度
【注意】
・これは東方Projectの二次創作小説です。
・原作にない設定やキャラのイメージ、口調等の独自解釈、また独自の発想による世界観を元に描きます。苦手な方はブラウザバックしてください。
風に草木がそよいだその瞬間であった。
魔理沙はその揺れる草木の先にとある物陰を視認する。その瞬間、涙が溢れ出そうになる。
ずっと待ち続けた存在。ようやく『アイツ』が戻ってきた。
魔理沙「霊夢…!待ったぜ。」
霊夢「魔理沙…心配かけたわね。ただいま。」
魔理沙と霊夢はお互いに駆け寄り抱き締め合う。
別れあれば出会いあり。そしてその出会いは時に新しいものであるとは限らない。再び顔を合わせるその日が訪れないとも限らない。2人は心の底から待ち望んでいた再会を果たし、熱い抱擁を交わしていた。
魔理沙「本当に心配したんだぜ…?お前がもう帰ってこないんじゃないかって…」
霊夢は涙目の魔理沙を見て、同じく泣きそうになりながらこう返す。
霊夢「…泣かなくたっていいじゃない。こっちまで泣きたくなっちゃうじゃないの、もう!博麗の巫女ともあろう私が、そう簡単にくたばるわけないじゃないの。…でも今回の異変はかなり苦戦したわね。」
あとの話では、どうやら幻想郷を覆う結界が何者かによって大きく捻じ曲げられ、一歩間違えば幻想郷が滅びるかもしれない状態だったらしく、2人はその元凶を探し、対峙していたようだ。
霊夢「…それで。魔法の研究はどう?」
魔理沙「ああ、もちろん完成したぜ。なぜだろうな、笑いたいのに涙ばっかり出てくる。仕方ない、この魔法、早速使うか。」
魔理沙はそう言うと魔法の呪文を唱えた。
霊夢「うふふ、うふふふふ。あ、あれ?なんか笑いが止まらないんだけど?何をしたのあんた?あはははは。」
魔理沙「ははははは。いや、あのワライタケを応用して、笑いたい時に無限に笑える魔法を作ったんだぜ。あは、あはははは。」
霊夢は呆れながらも魔法の効き目で笑いが止まらない。
霊夢「もう、あんたは本当に…うふふふふ。ねえ、ところで、この魔法どうやって解除するのよ?うふふふ。」
魔理沙「…考えてなかったぜ。あははははは!」
霊夢「ちょっと魔理沙!?うふふふふふふ!」
2人はもう笑いが止まらない。がしばらく笑っていてもいいだろう。この永遠の輝きを放つ星空の下。もう一度会えた喜びに屈託のない、真実の笑顔が咲き乱れていた。
【作者の一言】
別れの次に訪れるもの。出会い。
彼女たちは再会を果たすことが出来ました。シリアスな展開からホットなお話に。当初考えていた流れを完遂させることが出来満足しております。
ただまだ展開が急だったり、語彙力が乏しかったりと未熟なので、精進致します。
紅魔パーティーと新作、ご期待下さい。




