【第4話】図書館にて
【注意】
・これは東方Projectの二次創作小説です。
・原作にない設定やキャラのイメージ、口調等の独自解釈、また独自の発想による世界観を元に描きます。苦手な方はブラウザバックしてください。
階段を降りた先にそれは存在する。
紅魔館の中にある、魔導書をこれでもかと集めた大きな大きな図書館である。
魔理沙が中に立ち入ると、図書館の主で魔法使いの・パチュリー・ノーレッジが直ぐに声をかける。
パチュリー「今日は何をしに来たのかしら。」
魔理沙はそれに応じる。
魔理沙「ちょっと魔法の研究が上手くいかなくてな。魔導書を借りに来たんだぜ。」
それを聞いてパチュリーは苦笑を浮かべこう言う。
パチュリー「盗みに来た、の間違いじゃないかしらね。」
魔理沙もその言葉に苦笑を浮かべる。
魔理沙「さっき美鈴に同じこと言われたばっかりだぜ…死ぬまで借りていくだけだぜ?」
パチュリーは小さくため息をつく。
パチュリー「はぁ…まあ毎回のことだしもう良いけど…勝手に持っていきなさい。」
この言葉を聞くと魔理沙の浮かべる笑みは無邪気なものに変わった。
魔理沙「助かるぜ!ありがとな!」
そう言うと、魔理沙は図書館を後にした。
【作者の一言】
ここはあまり大事なパートではなく繋ぎのパートなので10分クオリティ。
この後少しずつ物語が動き、やがてフィナーレへと向かっていきます。