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          5 神様

 村人が案内してくれて神様がいる祠にきた。神様は銀河系宇宙管理部門の自立型AIユニットだった。マリエールはインターフェースを埋め込んだ。

           5  神様


 村人から神様のいるところを聞いて出掛けることにした。祠と言うか、洞穴と言うか、洞窟と言うか結構奥が深い洞穴と言うのが正解か。昼間だと言うのに中は真っ暗だ。神様がいると言うなら明かりぐらい着けておけ。とマリエールは心の中で愚痴を言った。とは言え人間であることを遥かに超越してしまったマリエールには暗さなど問題にならない。祠と言うならそれらしい物があってもいいと思うが何もない。別に神様を信じてもいないがお正月に手を合わせるぐらいはしている。お賽銭ぐらいは払っている。何もなくては拝みようがない。ぶつぶつ言いながら最奥まで進んだ。神様はいるのだろうか。試しに念話してみた。

「こんにちは、マリエールと申します。私は神様とお話ししたいと思っています。宜しければ応答して頂けませんか。」

悪徳新興宗教の類のようなものじゃないか。神様がいると言っといて何もないってどんな詐欺だ。賽銭箱ぐらい置いとけよ。チャリンとなればご利益あるような気がするというもんだ。

 どのくらい経ったのだろう。1分なのか1時間なのか判らない。どうせ無駄だと心の中で思いながらこうゆう原始的なところだからこそ本当の神様がいると一抹の期待をした。すると、念話が返ってきた。

「08701623、感度良好、交信を開始します。あなたをこの星の知的生命体と認識しました。あなたは女性型、人間タイプ、言語理解可能、酸素と食事に依存、7863ユニットと認識しました。あなたの理解可能な言語で対応します。」

すると急に何もないところから念話でなく日頃使う言語が聞こえてきた。

「私はあなたからすると、あなたが理解出来る範囲で説明すれば、自立型AIユニットという事になるでしょうか。多分にあなた理解出来ない部分があり誤解を恐れずに言うとですが、私は勿論この星にいるわけではありません。時空を越えてあなたとお話しをしています。私は銀河系宇宙管理部門の自立型AIユニットと認識して下さい。あなたとお話しする目的はあなたがこの星や回りの星とどう関わるか意見交換して、意見が真に一致したならそれ成し遂げる力を与えましょうという事です。私のいう事が理解出来るなら見込みがあるという事ですが、私も今直ぐあなたを全面的に信頼できるものではありません。その都度問題を解決していきましょう。取り敢えずあなたと私のインターフェースをあなたに埋め込んでいいですか。直径1mmほどのセラミックを肩の辺りに埋め込むだけです。痛みはありません。私を呼び出す時はユニットと念話で呼び出して下さい。」

マリエールは肩の辺りに違和感を感じたが直ぐに消えた。宇宙管理部門の自立型AIユニットと繋がりが出来たのは凄い事だと思った。さて何しょうかな。

 村に帰り長老に神様と話しが出来た事を語った。人生で問題があったらその都度相談に乗って貰えることになったと伝えた。神様に会わせてくれたことのお礼を伝えた。お礼にワインを一ケース渡した。別れを告げて村を後にした。

 村の長老に神様と会わせてくれたお礼を言った。人生のその都度相談に乗って貰えることになったと伝えた。お礼はワイン一ケースだ。

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