空から厨二病の女の子が
「先程は空中から攻撃したみたいになってしまって…すいませんでした!!」
数分後、意識を取り戻した俺はひたすら謝っている幼女に気付く。
「大丈夫大丈夫、上から何か降ってくるのはもう想定内だから」
…と、思ってもない事を言ってみる。
「良かったぁ…あ、私は迫撃の白騎士「レイラシフォン」と申します!人呼んで彗星の閃光❪シャインスパーク❫です!よろしくお願い致します!!」
「お、おう」
これはまた色々とツッコミ甲斐のありそうな子だな…さて、どこから突っ込もうか?
「いや、騎士って馬乗ってねえだろ?」
「う…そっ、そこは触れちゃイケナイです!!」
「あと、よろしくお願い致します…ってどういう意味だ?」
「はい!私が貴方をサポートします!彗星の旋風と呼ばれるこの私が居れば悪しき魔物なんて一撃ですよっ!」
「なんで一緒に付いていく話になった…!?ていうかさっきのと称号が変わってんぞ?」
「神に近い存在の私なら旋風も閃光も、造作もない事です!」
「うん…これは大分重症だな…」
良く分からんがこのテンションについていけない。
「重症?あぁ!敵に重傷を負わせるんですね?それなら簡単です!私の武器、このハリセンで…」
見ればレイラは自分の身長よりも大きなハリセンを持っている。
「でかっ!!てか何故ハリセン!?」
「私の事、仲間にしますよね?こんなに仲間になりたそうな目で見ているんですから仲間にしますよね!?」
俺はスルーして腕時計を確認する。
「やべ、ノコリ0:48:68:72だわ、暗くなる前には帰らないといけないんで……」
俺はさっさと無視して魔王の元へと……。
「……なんで…」
「えっ?」
「なんでやねーーーんっ!!」
スバァァァァン……綺麗なまでの快音が俺の後頭部に鳴り響く。
「ごはぁ……っ」
俺はまたしても意識を失った……。




