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セフィロトの書〜賢者は賢者と知らない  作者: 華音 楓
幼少期編
60/103

第7話 賢者は森で修行する 事後処理①

初めに言っておく…


この回は、か~な~り、読みづらい。


はい、事後処理の回なので会話はありません。

面倒だと思う方は読み飛ばしていただければと思います。


ただ、こう言った物語関連であまり描かれない内容ですので、できれば読んでいただけたら嬉しいです。

 無事帰還の途に付いた二人は、馬車の中で泥のように眠った。森での生活は、本人たちが思うよりも精神を消耗させていたのだろう。その姿を見ているガーランドとセシリーは、とても優しげであった。


 ガーランドは、街道沿いのキャンプ地で一夜を明かすことを決めた。理由は、保護した女性陣の体力的に強行することが難しかったからである。

 しばらく進むと、目的のキャンプ地が姿を現した。キャンプ地にはすでに先客がおり、騎士たちの姿を見て驚いていた。

 先客は商人たちのキャラバンだったらしく、こちらの女性陣を見て目ざとく商売を始めた。

 ガーランドが押しの強さに若干負けかけると、セシリーが代わりに交渉を始めた。はじめは女性であることで、侮った態度で金額を吹っかけてきた商人だが、セシリーの交渉力に次第に押され始め、当初の7割程度の取引額となった。それでも相場の3割増しくらいの金額ではある。

 大きなキャラバンであったために、商品はそれなりにそろっていた。一番助かったのは食料と、衣服であった。ガーランドが持ち込んでいた物資ではさすがに増えた15人分を賄えない状況であったのだ。

 当初は、近くで野生動物を狩り、それを食料に充てる計画を立てていた。つまり、セシリー達にとってキャラバンの存在は、渡りに船だったのである。

 セシリーは交換条件として、夜警を引き受けた。もともと、こちらも夜警をしなければならないので、キャラバン一隊が増えたところで大した違いはないからであった。

 この申し出に、キャラバンの護衛の冒険者はかなり喜んでいた。やはり、夜警の負担を大きいからである。

 女性たちもあてがわれたテントに入り眠りについた。セシリーは念のため女性陣と同じテントで休むのだった。女性陣のテントからは時折すすり泣く声や、おびえた叫び声。うなされた寝言が聞こえた来た。

 見張り番をしていた騎士たちも、その声を聴いて怒りを覚えた。冒険者ギルドの怠慢がこのような結果を招いてしまったことは火を見るよりも明らかだったからである。

 別のテントではガーランドが報告書を作成していた。今回の顛末と、冒険者ギルドへの抗議のためである。それを作成するガーランドの表情は怒りを鎮めることで精いっぱいな状況が見て取れた。


 翌朝、一行は街を目指して移動を開始した。

 なぜが、キャラバンも一行の後をついてきていた…

 さすが商人…ただでは転ばないのね?というのがのちのセシリーの言葉である。


 日が暮れる前、一行は無事街へと帰還した。その間もレイアス達は時折目は覚ますもののそのまま眠り続けていた。

 ガーランド達はそのまま領主館へと向かった。その一行の異様な空気を察したのか、普段ならそれなりに賑やかな街は静まり返っていた。


 領主館についた一行は到着早々行動に移った。

 ガーランドは即マルコのもとへ。

 女性陣はセシリーとともに、先触れによって事態を知っていた執事長のリンドの案内で、客室へと移動していった。メイド長のマリアもまた、目まぐるしく動いていた。同じ女性として憤りを感じていたが、それは表に出さず淡々と準備を続けていた。それを見た同僚は、マリアの能面顔を見て戦慄を覚えた…。

 そして、レイアス達は自室へ運ばれ、そのまままた深い眠りについていた。

ここまでお読みいただきありがとうございます。


森での生活が終わりました。

子供たちが寝てる間、大人たちが頑張っているんだぞって言うのを書きたかったのでこういう形になってます。

読みづらいかとは思いますが、お付き合いください。


感想・評価・ブクマいただけると作者は頑張れます。


では、次回をお楽しみください。


※ほかにもちょい読みシリーズ他作品掲載中です。頑張って毎日掲載しています。

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