第2話SS モンスター・パニック〜冒険者サイド〜⑦
悪魔族がさって、現場が落ち着いたことを確認したデリスは、その場にいる冒険者全員に声をかけた。
「よし!!お前ら!!モンスター・パニックは制圧完了した!!今日は俺のおごりだ!!街に戻って呑むぞ!!」
デリスの宣言に冒険者たちはどよめきはじめ、理解した。すべてが終わったということを。そうとなれば話は早い。さすがは冒険者というところか、すぐに切り替えてデリスの宣言に大声で答えた。
「よっしゃ~~~~~!!」
「ギルマスを破産させんぞ!!」
「よっ!!太っ腹!!」
冒険者たちの声にデリスは若干ひきつった顔をしながら、一瞬緩んだ気を引き締めた。
「お前ら…加減くらいしろってんだよ!!あとな、後片付け終わらせてから騒ぎやがれ!!」
「アルフレッドも呑んでいくんだろ?」
「じゃあ、お言葉に甘えさせてもらおうかな。」
「おう呑んけ呑んでけ。」
冒険者たちが作業に戻ると、アルフレッドはその場からそっと離れようとしたが、デリスが呼び止める。今日のMVPをただで帰すわけにはいかなかったからだ。
「そうそう、レイアスには悪魔族が来た事伏せてください。これ以上あいつに負担をかけたくないですからね…」
「あぁ、言われなくてもわかってる…あいつはもう…戦わなくていいんだからよ…」
「ですね…でもばれたらすごく怒られるんだろうな…」
「あぁ…」
アルフレッドとデリスはここにはいないもう一人のMVPについて話していた。何か秘密のようなものを抱えながら、戦いの幕は降ろされた…
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翌日、酒場の床は屍累々となっていた。そして、その酒場の隅で物言わぬ彫刻のようなデリスが座っていた…空になった財布を握りしめて…
ここまでお読みいただきありがとうございます。
冒険者サイドのお話は異常で終わりです。
ちゃんと落ちを付けましたが…微妙…
ギルマス…言葉には責任を持つ漢です。
ちなみに、奥さんにめっちゃ怒られたそうです。
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では、次回をお楽しみください。
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