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鏡のマリー

鏡のマリー

作者:烏屋マイニ
 マリーが母の口紅を手にした時、鏡の中の彼女は姿を消した。溶けて崩れた世界に放り出されたマリーは、窓の無い奇妙な部屋で老人に銀の懐中時計を渡される。それは鏡の姿を失ったマリーを、大人の姿に変身させる魔法の懐中時計だった。老人から懐中時計の使い方を教えられたマリーは部屋から放り出され、ラビーノ伯爵を名乗る白ウサギの館へとやって来る。ラビーノ伯爵はマリーを歓待し、彼女の助けになることを申し出るが――
時の部屋
2015/09/07 19:00
伯爵の館
2015/09/07 19:00
囚われの天使
2015/09/07 20:00
新しいお話
2015/09/07 21:00
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