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イスタンブール

恵まれたとは決して言えない大地に

奇跡の様に日を受けて茂るオリーブ

実がたわわに揺れている

オリーブの実をもぐのは楽しいでしょうねと

観光客は言って

現地の女達が苦笑いをしていた


高貴な人だけが口に入れる事を許された

貴重な蜂蜜の話

身体の不調がたちどころに良くなる

そんな魔法の蜂蜜なんだそうだ

いくらするんでしょうと

観光客は言って

現地の女達が苦笑いをしていた


洞窟に描かれた壁画

煙に涙を滲ませながら少ない材料で

沢山の想いを込めて描いたのだろう

のちに、ところどころ剥ぎ取られ

あれはマリア様だろうかと

観光客は言って

現地の女達はそこに居合わせなかった事を

マリア様に感謝するんだろう


茨の道のりを観光バスで行く

彼らが踏んだ道筋なんて見ない


少し面白くない


ケシの花が咲き乱れている


終点は雑多の街の海の音

混じり、分かち、流れゆく




イスタンブールは終点なだけです。

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