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液体人間

数年前から

ある病気が蔓延する

この病にかかると骨が溶け肉塊になる


致死率は100%

だが一番怖い事は

感染経路が解っていない事だ


政府はこの病気を警戒し

町のロックダウンを行うが

部屋の中で病気になり

腐った肉塊となって発見されていた



マンションの7階に住んでるサラは

夜、退屈でベランダから空を見上げる

だがマンション群の上空は狭く星は一つも見えない

ため息をつきスマホを触るが

バッテリーが切れてしまう、


充電器にスマホを挿し

寝ようとカーテンを閉めようした時

向かいのマンションで不審な光景を見た


向かいマンションの一室

部屋の窓は開いており中が見え

部屋には4人ほど見えた

最初は遊んでいるのかと思う

が、今はロックダウン中

部屋の行き来もまずい状況だ


部屋を除くと

1人の男が捕まっているが見えた

その瞬間、部屋のカーテンが閉まる


強盗だと思い

通報しようとスマホを取る

充電器は挿しているがコンセントが外れ

充電できていなかった


急いで充電し

警察に電話しようとした時、

マンションの外が騒がしくなった

警察がすでに向かいのマンションに

入っていくのが見えた


誰が通報したのだろう

安堵して休む



次の日の朝

隣の部屋の友人メアリーから

電話が来る…

「聞いて!昨日の向かいで強盗があったんだけど!

それね!私が!通報したの!でさ…」

ロックダウン以降、退屈な日が続く毎日

強盗という悪いイベントに

テンションが上がっていた友人


電話越しにピンポーンと音が鳴る

「あ、誰か来たみたい!また電話するね!」

と電話を切られた


寝室から

朝食を食べにリビングへ

テレビをつけると

昨日の強盗がニュースになっていた

「早…」

ニュースの内容は、

あの強盗達が捕まっていないというものだった


もしかしたらと思い玄関から覗き穴を見る

外には警官らしい人がメアリーに話しを

聞いているみたいだった




お昼ごろ

私の部屋にもピンポーンと音が鳴る

注文していた物が届いたのだろう

すぐに部屋を出る

そこには、ジョンがいた

このロックダウン中に何度も使っている

配達屋さんで、知り合い仲良くなった


ジョンは困っていた

隣のメアリーに配達したのだが出ないらしい

冷凍の物があり手渡ししたいそうだ


メアリーに電話をするが出なかった

朝、警察と話していたので居るはずなのだが

連れて行かれたか?と思う


ジョンから荷物を受け取り

メアリーの部屋の鍵を持っていく


メアリーは忘れ物が多く

保険でサラに合鍵を渡していた


冷凍の物をしまう為

メアリーの部屋を開ける

玄関にはメアリーの派手な靴があり

声をかけるが返事が無かった



恐る恐る

部屋に入ると



溶けた彼女がいた



横たわった状態で

落ちたスマホを取ろうと

手を伸ばしていた


ジョンは吐いた後

感染を広げないよう

放心状態のサラを掴んで部屋から出す



サラが放心状態の為

通報や何やらジョンがやってくれた



しばらくして



サラの部屋に

メアリーの所に来た警察が訪ねてきた

「隣のメアリーさん、友人なんだそうですね、

言ってましたよ…残念です…」

「あと、貴方も見たんですか?強盗を?」

雰囲気が変わる


メアリーの電話の時

「私もソレ見た」と言ったのを思い出す



理解した



彼女が黙っていると

ジョンが遊びに来た


ジョンに近づき部屋からでる


「いいえ、見てませんよ」

警察に一言いい部屋を離れる




マンションを出た後、

ジョンにどうしたのか聞かれる


「思い出したのカーテンを閉めたのは彼だった」


ジョンは何の話か解らなかった



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