【祝! 完結記念】千年に一人の鬼才角野とうふ×見事タイトル防衛に成功したタナトス 夢のスペシャル対談!
今回は、後書き代わりに、作者と主人公の作品振り返りメタ対談をお届けします。
作者:角乃とうふ→【と】
主人公:タナトス→【タ】
【と】タナトス君、お疲れさん。とりあえず、乾杯といこうか。
【タ】ちーっす。お疲れっしたー。てか、タイトル防衛ってボクシング世界戦じゃねえんだよ! つうか、自分だけ持ち上げ過ぎだろ。書いといて恥ずかしくないのか?
【と】かのゴッホも死後に評価されている。真の芸術が理解されるには時が必要なのだよ。
【タ】……。時が立ち過ぎて、人類滅亡まで評価されないかもよ。
【と】その時は、地球外生命体がアカシックレコードにアクセスして見つけてくれるさ。
【タ】一生夢見とけよ。大体、なんだよこのけったいな対談。本編でもさ、やれ「読者がー」とか、ジャンプネタとか、ちょいちょい銀魂のパクりみたいなメタ要素ブッコんでたよね。
【と】パクりじゃない! 格調高くオマージュと言いなさい! あと、ジャンプネタ入れてたら、集英社さんが気に入ってくれて、ワンチャン書籍化とか――
【タ】普通に逆効果だと思うよ。あと、ネタも微妙に古いしさぁ。年がバレるぞ。
【と】今はアプリで読む時代だから、古い作品にも触れやすいの! 正体はオッサンの皮を被った美少女JKってことにしといて! ちなみに、最近の一押しは「2.5次元の誘惑」かな。コスプレというテーマに、「友情・努力・勝利」を漏れなくブッ込むなんざ、神の御業としか――
【タ】集英社さんへの忖度はもういいよ……。
【と】心外だな! ベタだけど「葬送のフリーレン」も大好きだし、「ヤニねこ」が許される日本の表現の自由には感動すら覚えたね。
【タ】「ヤニねこ」を講談社さん代表みたいに言うな! つうか、さっきから、マンガの話ばっかじゃねえか。これ、一応、ラノベの後書きなんだろ? 主人公として言わしてもらうとさ、最後のセリフが「作者雑かー!!」ってどんな異世界もんだよ。
【と】異世界転生ものの新たな可能性を開いてしまったか……。さすが、ラノベ界のマゼランと言われた私……。
【タ】誰も言ってねえよ! それにさぁ、魔王にやられて終了っておかしくない?
【と】その辺はね。当初は魔王を倒してハッピーエンドな王道展開を考えていたんだよ。
【タ】うんうん。そういうのを多くの読者は期待してたと思うぞ。
【と】そもそも、連載スタート時の作品名は「ブラック企業から転生したら、四天王最弱で魔王のパワハラに耐えられないので、レベル5デスを駆使して独立しました」だったしね。当初は、猫猫ばりのとんちを利かせて、レベル5デスで悪党どもをバッサバッサと倒していく、痛快ストーリーを展開していく予定だったんだ。
【タ】どうして、こうなった?
【と】そりゃ、あんた達が暴走しはじめたからだよ。
【タ】他人事みたいに言うな! お前が書いてんだろうが!
【と】確かに、私が書いてるんだけどさ。ある程度キャラ立ちすると、キャラが勝手に走るんだよ。例えると、こっくりさんみたいな感じかな。とうふの中に性能の著しく低いAIが誕生して、勝手にストーリーを作っていくみたいな感覚なんだよ。だから、とうふは半分代筆してるようなもんだったのね。
【タ】良く分かんねぇ例えだけど、書いてるうちに、違う方向に話が傾いていったってことか?
【と】だって、あれじゃん。タナトス君、異世界で無双しそうなキャラじゃなかったでしょ?
【タ】ま、それはそうだね。
【と】だからさ。このキャラだったら、こうするよねって言うのに合わせて話を作っていくとこうなったのよ。
【タ】だとしたらさ、魔王と対決なんかオレしそうなキャラじゃないじゃん?
【と】そうだね。
【タ】どうして、こうなった?
【と】そりゃ、話終わんないから。
【タ】身も蓋もねえな! もういいや。そんでさ、続編とか考えてるの?
【と】それこそ、誰得な話でしょ。気が向いたら外伝とかスピンオフなんかは書くかもだけど。あ、「闘将!! 目愚見威濡」とかどう?
【タ】止めろ! ゆでたまご先生に怒られるだろ!
【と】でも、マジメな話、次は全然違うの書くかもよ。とりあえず、短編いくつか書いて、自分の可能性を探ってみようかと思ってる。
【タ】今回みたいなギャグ路線じゃなくて?
【と】これはこれで書いてて楽しかったけど、次は異世界どころかラノベでさえないかも。純文学とか童話とかエッセイとか……。
【タ】守備範囲広げすぎだよ! 一人で外野全部守るつもりか!?
【と】たとえばの話さ。実はさ、とうふ、異世界転生ものって、コミカライズやアニメ化されたものは、それなりに嗜んでいるけど、原作はあんまり読んでないのね。
【タ】はぁ。それで、良くラノベ書こうと思ったね。
【と】知人にそそのかされたのがきっかけでさ。でも、そいつも含め、知り合いには誰も読ませてないけどね。
【タ】なんでよ?
【と】こんなの書いてるってバレたら、実生活に支障がでるでしょうが!
【タ】胸を張って紹介できるもの書こうよ……。
【と】でも、おかげで人目を気にせず、好きなように書けました。
【タ】自己満足できたんなら、良かったんじゃない?
【と】正直、趣味の創作活動なんて、個人のエゴの発散だからさ。今後も好きなように書いていくよ。
【タ】せいぜい、チラ裏にならないようにな。最後にこんなラノベを読了してくれた読者様にご挨拶してください。
【と】2024年11月に投稿開始した時には、すぐに書籍化されて、コミカライズされて、アニメ化されて、映画化されて、印税とグッズ収入でウハウハ――
【タ】恥ずかしいからもう止めて!!
【と】しかし、厳しい現実を目の当たりにした私は、崇拝するアクア様の教えにのっとり、途中で楽ちんなほうに逃げようと思いました。
【タ】本作が若干、このすば臭漂うのはそのせいか。
【と】ちなみに、アクシズ教の教義が書かれた湯呑みが欲しいです。あれ、メルカリとかでも高いんだよなぁ。
【タ】ガチ勢じゃねえか!
【と】でも、少ないアクセス数ながらも、新エピソードを上げるたびに誰かが読んでくれる。中には、ブクマやリアクション、評価してくれる奇特な方もいる。それが支えで、こころの師匠ゾロリ先生の「まじめにふまじめ」を胸に、なんとか完結までこぎつけることができました。
【タ】エタらなかったことだけは、評価しよう。
【と】もう一人の心のメンター、カプローニさんの言葉、「創造的人生の持ち時間は10年だ」を信じて、後10年はなんやかんや書いてみようかと思っている次第です。
【タ】このラノベの連載スタートから計算すると、もう1年半は経過してるよ。
【と】細かい話はいいんだよ! まぁ、とにかく、また何か書いて投稿します。ご興味のある方は次作も読んでいただければ、恐悦至極でございます。
【と】【タ】最後までご覧いただき、ありがとうございました!
これにて、本当におしまいです。長期間お付き合いくださった読者様に、改めて深く感謝いたします。未評価の方は、最後に↓の☆で評価いただければ大変嬉しいです。感想やご指摘等ございましたら、お気軽にお寄せください。また、「なろう」でお会いしましょう!




