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第3話 残念! 今日の乙女座は最下位です
分け入っても分け入っても獣道。鎌で腰まで伸びた雑草を刈りながら探検隊は進む。1人だけど。エムエルにもらった地図によると、歩いて半日程で祠に辿り着くはずだが……。
「あー疲れた。オレ、インドア派なんだよな。アウトドアなんて、中学のオリエンテーション以来だぜ」
独りごとを言ってみたが、もちろん誰も相手にしてくれない。抜けるような青空を仰ぎ見れば、はるか上空、赤いトカゲみたいのが翼を広げて飛んで行った。ひょっとしてドラゴンとかかな……。
と、突然、草むらを抜けて、空き地のような場所に出た。目の前には『いらっしゃいませー』とばかりに洞窟がポカンと口を開けている。入口の上には、ピカピカの銀色のプレートが張ってあって、何やら文字が書いてあるようだが、現地語らしく意味不明。でも、多分ここが神の祠だろう。とりあえず、中に入ろうと……。
「アビャビャビャビャビャビャ~!!!」
一歩足を踏み入れた瞬間、強烈な電気ショックが体を襲った。誰かが見ていたら、稲妻の中にホネホネロックが見えたはずだ。薄れゆく意識の中、焦げ臭い匂いが鼻につく。体が消し炭になったのかもしれない。オレの転生後の人生、これにて完。




