2.許嫁になったようです。
ここまでオープニング!
続きが気になるって方はブクマ!
面白かった、という方は☆で評価いただけると創作の励みとなります!
「なぁ、九条! 一年に美少女が転校してきたんだってよ!」
「お、おう。そうなのか……?」
「どうしたんだ。そんな引きつった笑い方して」
「は、ははは……」
――翌日、高校にて。
ボクは昨夜の会食の疲れから、ぐったりと机に突っ伏していた。
そこにクラスメイトの田中がノリノリで声をかけてくる。なにやら転校生が来たとのこと。五月になったばかりで、季節外れ感この上ないが興味を持てなかった。
何故なら、それ以上の出来事が昨日の会食で起きたから。
「見に行こうぜ!」
「い、いや。やめとく」
なので、こうやって誘いを断るのだった。
田中は少し不満そうな顔をして、ブーブー言っている。
そんな時だった。
「なんの話をしてるのさ。リュウヤに至っては、辛気臭いし」
一人の生徒が、そう声をかけてきたのは。
声のした方を見るとそこには、金髪にカラコンを付けた女子。出るとこ出てる、いわゆるスタイル抜群のギャルっぽい子だった。
彼女の名前は工藤明日葉。
ボクの幼馴染という名の腐れ縁だった。
「あー、気にすんな。明日葉には関係ないよ」
「え、なにそれ。逆に気になるんですけど」
なので、勝手知ったる感じで適当にあしらう。
すると明日葉はコロコロと笑いながら、隣の席に腰かけるのだった。そしてボクの顔を覗き込んで、その蠱惑的な表情を向けてくる。
が、ホントにそれどころではないのだった。
何故なら――。
「ん、教室の外が騒がしいな――って!?」
その時だった。
田中が出入り口の方を見て、驚愕の声を上げたのは。
明日葉もそちらに目をやって、小さく息を呑んだ。ボクはどうしたのかと、続いて彼らの後を追って見る。
「あ……あの!」
「え、えええええええええええ!?」
で、俺も声を上げた。
だってそこにいたのは、うちの高校とは違う制服に袖を通した美少女。
「その、お時間よろしいですか……? えっと――」
勇気を振り絞ったように。
その少女――篠宮円は、こう言うのだった。
「旦那様……?」――と。
面白かった
続きが気になる
更新がんばれ!
もしそう思っていただけましたらブックマーク、下記のフォームより★で評価など。
創作の励みとなります。
応援よろしくお願いいたします。
<(_ _)>




