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3/10

2.許嫁になったようです。

ここまでオープニング!

続きが気になるって方はブクマ!

面白かった、という方は☆で評価いただけると創作の励みとなります!








「なぁ、九条! 一年に美少女が転校してきたんだってよ!」

「お、おう。そうなのか……?」

「どうしたんだ。そんな引きつった笑い方して」

「は、ははは……」



 ――翌日、高校にて。

 ボクは昨夜の会食の疲れから、ぐったりと机に突っ伏していた。

 そこにクラスメイトの田中がノリノリで声をかけてくる。なにやら転校生が来たとのこと。五月になったばかりで、季節外れ感この上ないが興味を持てなかった。


 何故なら、それ以上の出来事が昨日の会食で起きたから。



「見に行こうぜ!」

「い、いや。やめとく」



 なので、こうやって誘いを断るのだった。

 田中は少し不満そうな顔をして、ブーブー言っている。

 そんな時だった。



「なんの話をしてるのさ。リュウヤに至っては、辛気臭いし」



 一人の生徒が、そう声をかけてきたのは。

 声のした方を見るとそこには、金髪にカラコンを付けた女子。出るとこ出てる、いわゆるスタイル抜群のギャルっぽい子だった。

 彼女の名前は工藤明日葉。

 ボクの幼馴染という名の腐れ縁だった。



「あー、気にすんな。明日葉には関係ないよ」

「え、なにそれ。逆に気になるんですけど」



 なので、勝手知ったる感じで適当にあしらう。

 すると明日葉はコロコロと笑いながら、隣の席に腰かけるのだった。そしてボクの顔を覗き込んで、その蠱惑的な表情を向けてくる。


 が、ホントにそれどころではないのだった。

 何故なら――。



「ん、教室の外が騒がしいな――って!?」



 その時だった。

 田中が出入り口の方を見て、驚愕の声を上げたのは。

 明日葉もそちらに目をやって、小さく息を呑んだ。ボクはどうしたのかと、続いて彼らの後を追って見る。




「あ……あの!」

「え、えええええええええええ!?」




 で、俺も声を上げた。

 だってそこにいたのは、うちの高校とは違う制服に袖を通した美少女。




「その、お時間よろしいですか……? えっと――」




 勇気を振り絞ったように。

 その少女――篠宮円は、こう言うのだった。





「旦那様……?」――と。



 



面白かった

続きが気になる

更新がんばれ!


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