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社会の裏側  作者: トビー
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59/59

謎の殺人犯?

やあ、君!

第59話まで来てくれて、本当にありがとう!


僕としては、今回はわりと普通の回かなと思っています。というのも、今回の投稿は、この小説に関連した外伝を書いていたため、約1週間ぶりの本編更新になりました。


でも、その外伝も無事に書き終えて公開することができたので、こうしてまた本編の物語に戻ってくることができました。


とにかく、今回もぜひ楽しんで読んでください!

いつも通り、今回もかなりぶっ飛んだ内容になっているので、きっと楽しんでもらえると思います(笑)。


そして、もしよかったら、感想やレビューを残してもらえるとうれしいです。

読者のみんなからのコメントや感想は、想像している以上に僕の励みになっていて、「もっと続きを書こう!」と思わせてくれます。


それでは、第59話を楽しんでください!

判所の一室には、開け放たれた窓から吹き込む強い風の音が響き渡っていた。カーテンは今にもどこか遠くへ飛んでいきそうなほど激しく揺れている。


「イタイ……イタイィィィ……イタイ、イタイ、イタイ、イタイ……」


ザックはほとんど足を動かすこともできず、うつ伏せになったまま、眠っているかのように床に横たわっていた。


「くそ……両足の感覚がない……まさか、感覚受容器が機能しなくなったのか?……いや……自由神経終末はちゃんと機能してる……ああ……たった一階だぞ、やれやれ……俺の体力がどん底だったとしても、一階から飛び降りたくらいだよ! それだけで歩けなくなるはずがない!」


彼は膝をついた。体は震え、顔からは汗が滝のように流れていた。


「さあ……さあ……ザック・レスター……お前ならできる!……イタイ……イタァイ、イタァイ……」


だが、立ち上がることはできなかった。


今のザックにとって、立つことは夢のようなものだった。


彼が少しだけ顔を上げ、前方へ視線を向けると、そこにはいつもの猫背の女と、猫背のフレデリック氏、そして同じように背中を丸めたジェイソン氏がいた。


三人はザックのもとへ数歩近づき、ジェイソンが穏やかな口調で言った。


「お前……本当に怠け者だな……怠惰がお前の血管を流れている!……お前がその怠け癖を捨てる覚悟を決めたとは、とても思えないな」


ザックには、彼を無視するだけの力さえ残っていなかった。


「うるさいジジイ……このクソジジイ……俺は今……何かを……しようとしてるんだ!」


そう言うのも精一杯だった。ザックは持てる力のすべてを振り絞り、どうにか両足で立とうとしていた。






彼はゆっくりと、ほんの少しずつ目を開けた。周囲の世界がわずかに揺れ、ぐるりと回っているように感じられたが、それでも彼は苦労しながら立ち上がった。


「うああああああああああああああああっ……うおおおおおおおおおおっ……」


彼は床に散らばった枕の羽毛の上へ、力の限り吐き続けた。そして、ようやく完全に意識を取り戻すと、その場に立ったまま、しばらく周囲を見渡した。


「はああああああ?」


目にしたものを理解することができなかった。家の中は凄まじいまでの混乱状態に陥っており、あちこちに散らばった枕の羽毛はもちろんのこと、瓶や缶やその他諸々の物までそこら中に転がっていて、その光景はまるで廃品置き場のようだった。ただし、普通の廃品置き場とは一つだけ大きな違いがあり、その違いは、そこに散らばっている「廃品」そのものにあった。

フィールドが自慰に時間を費やしている間も、ハリーは一瞬たりとも食べることをやめなかった。彼は驚異的な速さと量でジャガイモを食べ続けており、シャギーはハリーの食欲がどれほどのものなのか、おおよその数値を出してみることにした。その結果、携帯電話のタイマーによれば、ハリーは一皿のジャガイモをわずか22.47秒で食べ終えていることが判明した。


ジェフリーは突然その場から立ち上がると、大声で叫んだ。


「やってることをやめてくださーい!」


全員がそれぞれしていたことをやめ、一斉に彼へ視線を向けた。


「はあ?」


三人がまったく同時に口にしたため、それはまるであらかじめ示し合わせ、意図的にタイミングを合わせたかのように聞こえた。


ジェフリーは数歩前へ進み、携帯電話を手に取った。そして今日の日付を確認した瞬間、手のひらで額を叩き、苛立たしげに息を吐いた。


「ああ……くそっ、俺のクソみたいなうっかり癖が!」


三人には、彼に何が起きているのか理解できなかった。わずかに戸惑いながらも、フィールドが先に口を開いた。


「おいおい、スポーツ中毒野郎……なんでそんなにイラついてるんだ?」


ジェフリーは立ったまま、何度も部屋の中を行ったり来たりしていた。


その間にハリーは部屋に置かれていたテレビの電源を入れた。


「なんかドキュメンタリー番組でもつけろ!」


フィールドは非常に興奮した様子だったが、シャギーはズボンを脱ぎ、ぴったりとした下着だけの姿になった。


「家の地下室がものすごく古くて、修繕が必要? 部屋の一つがホコリだらけで、細菌に侵されている? 虫がキッチンを気ままに歩き回っていて、食器も掃除する必要がある? ……そんな時はトビ社にお任せください。画面下に表示されている番号へお電話いただくだけで、弊社のスタッフがお客様のお悩みを解決いたします!」


ジェフリーはしばらくテレビをじっと見つめたあと、大声で言った。


「見つけた!」


その叫び声だけで三人の注意を引くには十分だったが、ジェフリーは彼らのことなど気にも留めず、再び携帯電話を手に取ると、その番号へ電話をかけ始めた。


ほんの少しすると、向こう側から返事があった。


「もしもし……どのようなご用件でしょうか?」


ジェフリーの顔にわずかな笑みが浮かび、彼は答えた。


「俺、ジェフっていうんだけど……そっちの会社の広告を見たんだ。それで、俺の家がものすごい有様になってて……そっちの会社で何とかしてもらうことってできる?」


「はい、もちろんです……ただ、どのような状態の混乱なのかと、お客様が思うに何名ほどのスタッフが必要なのかを教えていただき、スタッフが到着するまでご自宅でお待ちいただければ、到着したスタッフと契約書に署名して料金をお支払いいただき――――」






彼女の髪はオリーブグリーンで、警察服はかなりきつかった。彼女は床まで身を下ろしてしゃがみ込み、そのファイルをじっと見つめ続けた。


やがて口から棒付きキャンディーを取り出した。その表面には粘ついた唾液がたっぷりと付いていた。


「またGlock 42の銃弾? しかも頭を狙ってる……」


彼女はファイルをテーブルの上に置くと、その部屋を出ていった。


そこには、ただ一つだけはっきりとした文章があった。


「剣ジェイソン殺害」


その一文は太字で書かれ、ファイルのタイトルになっていた。


彼女は足早に歩き続けていた。すると、警察署の同僚が後ろから追いついてきた。彼女もまた目を引く体つきをしており、前を歩く彼女に追いつこうとしながら尋ねた。


「何か新しい情報は?」


きつめの制服を着た彼女は、嬉しそうに笑うと、興奮の入り混じった声で答えた。


「えええ……あああ……私が見つけた海の死体と……道場の経営者、ジェイソン……二人を殺した犯人は、同じ人間よ……使っているのはGlock 42……もう、そう遠くには行ってないはずよ」






四人はその巨大な家の外に立っていた。四人の表情はそれぞれ違っていたものの、ここで待ちながら会社のスタッフが来るのを待つという一つの決断では一致していた。


「クソ……じゃあ、それまで俺たちはどこにいればいいんだ? 俺、もう歩けないぞ」


ハリーの言葉に返事をする者はいなかった。携帯電話に表示された広告を見ながら夢中になっているフィールドとシャギーも、会社のスタッフが到着するのを待ちきれない様子でいるジェフリーも、誰一人として答えようとはしなかった。


そんなとき、一台の巨大なトラックが到着した。


すぐに、全員が同じ制服を着たスタッフたちが荷台から降りてきた。


ジェフリーは少し苛立った様子で書類を受け取ると、一度も目を通すことなく、そのまま署名した。


三人は一人の女性スタッフをじっと見つめていた。


その胸元は、三人の頭の中に次々と妙な想像を浮かばせるには十分だった。


「くそおおお……あの人と、すっげえことしてぇ!」


シャギーの欲望は、その口調と赤くなった顔からはっきりと伝わってきた。



客人たちは、明らかに期待と興奮をにじませながら家の中へ入っていった。しかし、ジェフリーの部屋に足を踏み入れ、そのあまりにもひどい光景を目にした瞬間、全員の表情が一変した。床には吐しゃ物があり、枕からは羽毛が飛び散り、フライドポテトの塊までいくつか転がっている。さらには、液体で濡れてしまったフィールドの下着まであった。


「なんなんだよ、これは!」

やあ、君!

どうやら第59話を読み終えたみたいだね。どうだった?

ジェフリーの決断については、どう思ったかな?


もし今回の話を楽しんでもらえたなら、ぜひ感想やレビュー、コメント欄で君の意見を聞かせてくれるとうれしいです!


第60話は明日、だいたいいつもと同じ時間に投稿する予定です。

……そろそろ寝ないといけないみたいだ。もうとっくに日付が変わって、深夜になってるからね(笑)。


それじゃあ、また明日!

第60話で待ってるよ!

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