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11,徒党を組む

冒険者ギルドに初めて足を踏み入れると、必ず先輩冒険者達に絡まれる。

主人公が弱い系ショタ系だと、後ろのテーブルで「ハハハ。」と笑い声が上がる。


で、現実世界での成功者はこの「ハハハ。」の連中である。

ナードというのは笑われてきた側なので、こういう連中を悪く描写する作品が人気が出るのだろう。



異世界ラノベで、パーティーを組んでいる冒険者よりもソロのコミュ障主人公がモテる描写はあるが、あれは願望であって、当然実際は真逆である。



能力のある者同士のグループに加盟するのは実力の裏打ちなので、当然パーティーと仲良くやっている者が現実世界では一番評価される。

皆が知っている事実なので、これ以上は掘り下げない。




ラノベの様な爽快な人生を歩みたいなら、大抵の主人公の捻くれた姿勢を見倣わずに、序盤で主人公を笑うテーブルの冒険者を目指すべきである。


12~20章では、「コミュニティ編」と銘打って、貴方がグループの一員になる方法を羅列していく。




自分の理想の最強パーティー・従順パーティーがあればさぞかし楽しいだろう。

だが、現実には存在しない。

最強メンバー・従順メンバーというのは、才器を兼ね備えたトップリーダーにのみ許される存在だからである。

持たざる者がいきなりそれを求めるのは幼児性に基づいた妄想に過ぎない。




そんな事よりも、モブパーティーのモブメンバーになれる実力を身に着けよう。

或いは貴方にとって非常に難しいかも知れないが、手順や原理さえ説明されれば理解・実践出来るはずである。




徒党を組もう。

ソロで魔王を倒した所で、どうせ幸せにはなれないのだから。

・Skypeやラインの雑談グループに参加して色々と話してみる。






ルックスと喋り方さえキモくなければ、日常のグループには普通に入れる。


世の中と言うのは見た目が全てなので、ルックスレベルが釣り合う者同士でグループは出来る。


頂点ルックス同士の陽キャグループはすぐに出来るのだが、底辺ルックス同士での陰キャパーティーを結成するのは難しい。


理由は明白であり、美男美女ですら美男美女と一緒に居るのは楽しいからである。

そして、不細工ですら不細工と親密になりたいと思っていないからだ。


結果、イケてる者は社交を通じてますます磨かれ、ダサい者は孤立が災いしてますます摩耗する。




なので、キョロ充をまずは目指して欲しい。

勿論、素養の無い者にとっては苦役である事は重々承知である。


だが、これも方法次第である。

マニュアルを淡々とこなせば人生は劇的に向上する。



冒険とは書物の中のありもしない主人公ではなく、鏡の前の貴方自身が楽しむ為のものだからである。

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