プロローグ
勝てば官軍、それが現実である。
「宗弥、これで負ければカルテットいきだ」
「は、はい、分かってます。」
ここ第1学校は魔法や武器の扱いを習う、言わば生きるために必要な能力をつける場である。
カルテットとは様々な種族が住む街であり、俺らの代は約2年後から死ぬまでそこで暮らすことになる。そこはここのように平和な所ではない。危険な場所だ。いつ殺されてもおかしくない、そんな場所だ。
この学校が位置するのは安全地域、セイフティゾーンと呼ばれる場所、その名の通り安全な場所である。
セイフティゾーンには学校と病院以外になにもない、つまらない所ではあるがカルテットに行きたがるような輩はまずいない。
いるとしたらそりゃ頭の逝かれた奴だ。
どのみち行く事には変わりわないけど、、、
「今のまま放り出されたら確実に死ぬ、絶対死ぬ、やばいやばいやばい」
学校には月に一回、実力テストがある。ルールは簡単で武器と魔法を駆使し、生徒同士は戦う。勝ち負けは審判が判断する。単純で分かりやすい試験だ。
これで5回連続で負けた場合、どうなるか。
安全な所で怠けているようなクズを助ける理由なんてない。つまり強制的にカルテットに送られる。
ちなみに俺は4回連続で負けてる。今日負けたらバイバイだ。
今日の相手、なんと英雄の子供である。
今日、彼女に振られた。今日、友達に絶交だと直々に言われた。退学させられた奴と関わっている奴らは指導者に目をつけられる。奴らは出来るだけ退学させたいのだ。なんせその分仕事が減る。そんな奴らに目をつけらたらどうなるか、
そんなの目に見えてる。
だから俺は決してあいつらを恨みはしない。
仕方ないのだ、仕方ない。。
「でも、、、やんなくちゃな、」
当たり前だけど
俺は生きたい。死にたくなんてない。




