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9/21

AM08:26 女

久しぶりに

湧いてきた感情に、

ほくそ笑みながら。


誰もいない、

と思って入った

待合室の中。


暖房がしっかり効いて、

乾燥した空気が漂う中、

変な沈黙が続く。


私の斜め前には、

スーツ姿の男性が

座っているのが分かる。


20代後半から

30代前半ぐらいの人だろうか。


と予想はしてみるが、

しっかり顔は見れていない。


待合室の

ドアを開けた瞬間に、

誰かの存在には

気が付いたのだが…。


ニコニコしながら、

ドアを開けた以上。


待合室に入らないのは、

余計に変な女と、

思われるのは避けたい所だった。


男性の真向いでは、

少し気まずいので、

無意識に離れた

位置に座ったと思う。


変な女と思われていないか。


そんな事を気にしだしたら、

急に恥ずかしい感情が湧いてくる。


平常心を保つように、

自分に言い聞かせ、

ふと我に返ると。


予想していた以上に

距離が近いことが理解できた。

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