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『腫れ物扱いの先輩が、私には優しい』  作者: もんじゃ
『腫れ物扱いの先輩が、私には優しい』
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『腫れ物扱いの先輩が、私には優しい』⑤


 先輩と……エッチしてしまいました。


 昼間なのにカーテンで暗くした部屋で、仰向けの私の上に先輩が覆い被さって……先輩の指や唇や舌が誰も触れたことのない場所に触れて……あの小さな箱から取り出したものを身に付けた先輩が私のなかに入ってきました。


 こんなにされては……もうお嫁にいけない、正確には先輩のところ以外にお嫁にいけない……先輩に責任を取って貰わなくっちゃ……


 ……からだを重ねた時の痛みも忘れられないけど、終った後に二人とも裸で抱き締め合う……逞しい身体の肌の感触と温もりは先輩を感じられて嬉しかった。


 問題は、その日は恥ずかしくて先輩の目を見れなくなってしまった。それでも先輩は手を繋いで家まで送ってくれた。


 自宅に入ったら……後ろめたさと恥ずかしさでお父さんとお母さんの顔も見れなかった。


 お父さん、お母さん、ごめんなさい。今日、私は大人の経験をしてしまいました。

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