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005⚫️へんなこと & 006●サトウ・サケゾウ
005⚫️へんなこと
今日は患者が多いね。
えっ、まだまだ怪我人が大勢くるって?どうしたの?
ざわついた声が、治療所の外まで漏れている。
湿った土の匂いのまじる風が、ひやりと頬を撫でる。
切り傷には、細い蔓が巻きついた跡が残っている。
まるで、意思をもった何かに‘掴まれた’みたいだ。
戦なの?ニンゲンと魔物との?
そうじゃない?植物?!
うごく植物?!
そんなこと・・・。
ガウ、なんかへんなこと、起きているみたいだよ!
006●サトウ・サケゾウ
「マチルダ、お前、なんか変だぞ。顔色が悪い。相当疲れてるように見えるぞ。」
「いや、バ・・・バラ。わた・しは・・なんと・・・も・・・」
「なんともあるだろうが!いかん!」
バーバラは反射的にマチルダの体を支えた。
「医療区画へ連絡!ドクターを呼べ!ドクター・サトウを!至急だ!!」
艦内に、警報よりも鋭いバーバラの声が響いた。




