7話
今日２つ目の投稿です！！
お昼ご飯を食べゴロゴロしていたらいきなり頭の中に声が響き、驚いて
「うわあ！」
と声をだしてしまった。
すると海がすかさず側に来る。
「律様、どうされました？」
「い、いや大丈夫。ウトウトしてたら怖い夢を見ただけ。」
「そうですか。..手を握っ..ななんでもありません。」
何とか誤魔化せた。...最後何か言いかけてたけど..。
まあいいや。
というよりいきなり頭の中に話しかけるなよ。
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「約束していた時間になっていたので、律さんの不注意ですよ。..ふふ。まあメニューは考えてますのでまず外へ出ましょう。」
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さっきのは少しわざとな気がしたが言われた通り外へ向かう。
「海、庭に行く。サッカーボールを持ってきて。」
「かしこまりました。」
そして、海と外へ出る。
頭の中にまた声が響いた。
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「ではまずシャトルラン30本。合図は頭の中に音を流します。そこの木からそっちの木までの間を。
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ふん、俺だってシャトルラン30本位余裕だよと思う。思った後に後悔したがもう遅かった。
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「へー、余裕ですか。3歳児の体と体力で。へえー。まあ見てますよ。」
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ドーレーミーファーソーラーシードー。
うん、やっぱこれくらい余裕。
-10本目-
「ゼエゼエハアハア ゼエゼエ、ハアハア」
疲れた...足が...。
-20本目-
息ができない..ううっ...。
-30本目-
さ、最後の一本だ..後ちょっとだ..。
や、やっとついたー。
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「途中で辞めさせるつもりでしたが...まあ、完走できたので、15分休憩していいです。
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少しフラつきながら海に待っててと言ったところに行くとスポーツドリンクとゼリーなどを用意していた海が物凄い勢いで来た。
「り、律様どうされたんですか？お怪我は？..」
「少し疲れただけ。15分休憩したらまた行くから。飲み物ちょうだい。」
さっと渡されたスポーツドリンクを飲み、椅子に座って休み15分経つ頃に席をたち、練習しに行く。
すると海が、
「私も一緒に行きます。」
と言ってくる。
なんか聞かれたりしたら面倒だしここは必殺’上目遣い’で
「海はここで飲み物作ってて。あと見ちゃだーめっ！」
この3歳児は上出来だ。
そして海の反応をみると顔を何故かまた真っ赤にして前のめりに
「わかりました律様、私はここでお待ちしております。」
そして練習しに戻る。
15分ぴったしに頭の中に声が響く。
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「ボールタッチの練習、コントロールの練習、あと”スキル バランス”が修得出来るようリフティングの練習、あとそこのバランスボールに乗ってバランスをとる練習をしてください。」
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そして練習が始まる。
結構、花子さんってスパルタじゃない？
そう思った瞬間何故か背筋に寒気がしたのでそう考えるのをやめた。
そしてボールの繊細なタッチの練習を花子さんがいいと言うまで1時間程永遠にやる。
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「はい、やめ！今から10分休憩。」
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そして海のところに行き、スポーツドリンクを飲み10分ギリギリまで休憩して戻る。
そしてそのような練習がまた続き6時頃に終わった。
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「明日からは朝起こすわ。では、また明日。あと、ランニングマシーン買っといて貰って。家にゴールもグランドもあるし...色々なメニューがくめそうだわ。きちんと”スキル バランス”は修得した？」
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頭の中で’はい’と答え、”サッカースキルボード”と呟く。
＝＝＝＝サッカースキルボード＝＝＝＝
技術 器用
努力 集中
気配察知 戦略
ゾーン 俯瞰
首振り バランス
成長速度：5倍
練習時間：7時間
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ちゃんと修得出来ている事に嬉しく思い花子さんを見ると
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「これで、あのメニューも組めるし..」
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などとブツブツ言っていて少し花子さんから嫌な予感がするのでそのまま海と帰った。
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