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32/47

32話

今日一つ目の投稿です!


そしていつも通りジュニアチームから少し離れた通りに車を止めてもらう。


「何故入り口付近ではないんですか?」

「車で送り迎えとかしてもらってたら目立つじゃん。」

「じゃあ帰りはどうしてるんだ?」

「みんなが帰った後暫く練習してから帰ってるから。じゃあ行ってくる。」

「私達も行きます。」

「いや大丈夫。組の人がこっそり護衛してくれてるみたいだし。」

「ですが、」

「じゃあまた後で。」


二人共何か言っていたがこれ以上話していたら間に合わなくなるので車から降りる。


そして暫く歩いて入り口から中に入る。


中には理来先輩と蓮先輩が既にいた。

柔軟運動などをしながら話す。


そして時間になり練習が始まりいつも通り理来先輩と蓮先輩とやり、最後に紅白戦で終わった。


練習が終わりみんな帰った後いつも通り練習をする。

花子さんの指示の下一時間程。


今は花子さんが俺にしか見えない幻像のサッカー選手をドリブル突破する練習をしている。

この幻像で作っている人がそれぞれプロ選手レベルなので大変だ。

最近は3人位は突破できるようになってきたけど、11人全員はまだまだ無理だ。



今日の練習はここまでと終わりに暫くグラウンドに座って呼吸を整えていると、後ろから拍手が聞こえた。

振り向くと知らないおっさんが立っていた。

あのジャージって日本代表のジャージじゃない??

あんなおっさんが選手にいた記憶がないが...。


「いやぁー君凄いね。専属トレーナーとかいるの??」

「いません。・・どちら様でしょうか?」

「えっ?知らない?結構有名なんだけどな。」


どこかで見たことがある顔だが分からない。


「日本代表の監督だよ。」


あ、選手じゃなくて監督か。

道理で見たことがあると思った。

でも何か胡散臭い。


「何の御用でしょうか?」

「おおー。日本代表の監督と聞いても驚かないんだ。名前教えてくれない?」


名前・・?

知らない人だし教えるわけないだろ。

っていうか教えたら海に殺される。


「・・失礼します。」


海に電話をかけて車を回してもらい車に乗り込む。



これが律と日本代表の監督の最初の出会いだった。







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