第31話:討伐部、給料もらえるってよ
久しぶりになりました。相変わらず短いですが、読んでいただければ嬉しいです…
ルナは討伐部の部室で部長、副部長、班長、校長先生交えた会議に出席していた。内容はルナが迷路の中で遭遇した、異世界へ続く空間の歪みについてのことだった。ルナは自分の知っている全てのことを話した。
「ルナの言ったことが本当であれば、その歪みを防がなければならないな」
「突然現れたり、消えたりする歪みを防ぐのは不可能だろう。」
「じゃ、いっそその歪みに部員を派遣して魔物を倒しまくるのはどうだ?」
「いや、それは無理だろう。さっきも言った通り、その歪みは気まぐれで現れたり、消えたりする。行きはいけたとしても、帰りは帰れないかもしれん。」
「じゃあ、どおすれば…」
話はなかなかまとまらないみたいだ。結局、今日では決まらず、明日の会議に引き伸ばされることになった。
ルナはその後に、討伐部の訓練をしてから、帰ろうとしていた。
「ルナ、まだ帰っちゃダメよ。」桜先輩から声をかけられた。
「ルナはまだ知らなかったっけ。この討伐部は給料がもらえるのよ。」
「えっ!そうなんですか?」
「えぇ、そうよ。この討伐部は国から管理されるようになったの。要するに、公務員みたいな感じかな」
ルナからしたら、かなり嬉しい情報だった。親の謎の失踪から自分一人で暮らしていかなくてはならなかったので、お金に困っていたのだ。給料は直接顧問の先生から受け取る仕組みになっていた。
「さあ、いよいよ開封タイムです!」ルナは家に帰ってから、ふるえる手で給料の入っている封筒の封を切った。数えてみると15万円。後から、桜先輩に聞いたことだが、実績によって給料はあがるらしい。これは頑張らなければ‼︎
「ルナさん、どうしたんですか?嬉しそうな顔をして…」
「ほら。実は討伐部から給料もらったんだ♪」
ルナは尋ねてきたリリムに嬉しそうに言った。
「本当ですか⁉︎ルナさん、最近財布ばかり見ていて元気がなかったようなので本当によかったですね!」
リリムは少し泣きながら言った。
「そんなに心配してくれてたんだ」
リリムはやはり心優しい。だが、なんとなくだが、リリムはまだ自分のことを全てルナに打ち明けてないような気がするのだ。リリムには深い闇がある。多分、きっと。
※この小説を読んでくださっている方、ありがとうございます‼︎だいぶ間が空いてしまいすみません(>人<;)
明日には更新しますので、是非ご覧下さい。




