第四百九十四話『ネコにゃって気をそらされる生きもんにゃん』
第四百九十四話『ネコにゃって気をそらされる生きもんにゃん』
《おや? どにゃたか『怒り心頭』のご様子にゃん》
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「ミーにゃん?」
「あのね……」
『精霊の間』
「を出てからというもの、
アタシは、
あたかも翅で飛べるのを、
忘れたかのように、
ずぅっとのずうっと、
ミアンの」
『どアタマ』
「の上でもって」
『鎮座』
「してるのわん」
「それもそうにゃん」
「んなのにさぁ。
なぁんで、
アタシが」
『名指し』
「な目にあわなければ、
ならないのわん?
そこんところが、
どうにも」
『不可解』
「でたまらないのわぁん」
「んにゃら」
『ミーにゃんが、
お得意とする言葉をにゃ。
一つあげてみてにゃん』
「へっ?
アタシの?」
『なにヤブからボウに』
「って返事したいとこ、
ではあるもののぉ。
オモシロそう、なもんで、
アタシごジマンの」
『黄色い脳細胞』
「をフルに使って、
……ええと……ええと、
……はっ!」
『こらああぁぁっ!』
「にゃ」
《『怒り心頭』といえば、ミーにゃんにゃんよ》
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「んで?」
『ミーにゃんじゃにゃい』
「のにゃら、
誰にゃん?」
「ミアン……。
いいから」
『どアタマの上にいるアタシ』
「への目線を、
まっすぐ前へ、
と向けてみるのわん」
「どれどれ……にゃん!
ミーにゃんミーにゃん!」
『震源地』
「発見しましたのにゃん!」
「あのね」
『ちぃとばかし向こう』
「とはいえ、よ。
目の前の出来事に、
どうして、
気がつかないのわん?」
「ミーにゃんが」
『すっごくカワイくて』
「にゃもんで」
「うわん」
ぽっ。
《お顔を赤らめたもんで、つづくのにゃん》




