第四百三十六話『お笑いを運ぶ妖精にゃん』
第四百三十六話『お笑いを運ぶ妖精にゃん』
《認められたのはミーにゃんにゃんよ》
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「ミストにゃん。
あんた、いつの間に」
「わたしだって、
認めたくはないの。
認めたくはないのだけど、
認めざるを得ないわね。
ミーナ。
あなたは天空の村で、
ダントツに」
『天然のお笑い芸』
「をやってこなす」
『幸せを運ぶ妖精』
「じゃなくって」
『お笑いを運ぶ妖精』
「として、
その名をとどろかせる、
素質があるわ」
『にゃにゃんと!』
《霧の妖精ミストにゃんが予言者とはにゃあ》
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「良かったにゃあ、ミーにゃん。
んにゃにもミストにゃんに、
太鼓判を押してもらって」
「ホント、
ウソや冗談なんかじゃない。
いったわたしが」
『うらやましくなるくらい』
「——はっ!
わたしったら、
なんてことを——
じゃなくって」
『くやしくなるくらい』
「——はっ!
わたしったら、
またまた、
なんてことを——
でもなくって。
……お願い。今の二つは」
『聞かなかった』
「ことにしてくれないかしら」
「んにゃ。
ほかにゃらにゅ、
ミストにゃんのお頼み、
にゃらば」
「ありがとう」
『袖振り合うも多生の縁』
「ましてや、とか、
期待はしていたのだけどぉ。
良かったわ。友だちで」
「にゃあ。
ミーにゃんも、
聞かにゃかったことに」
『うっさいのわん!』
「ふにゃん!」
「あら。
どうやら」
『ごキゲンななめ』
「のようね。
でも、どうしてかしら」
《『どうしてかしら』とにゃったもんで、つづくのにゃん》




