第五百話『いろいろ話パート044にゃん』(⑤の終わりにゃん)
第五百話『いろいろ話パート044にゃん』(⑤の終わりにゃん)
《果たして許してくれるのにゃん?》
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「ひとりやふたり、じゃあね。
まずいと思うんだ。
でもさ。
三にん、四にん、
と増えていって、
最終的にみんなが」
『力を合わせて』
「やったのであれば」
「許してくれるのにゃん?」
「少なくとも」
『情状酌量の余地』
「くらいは、
あるんじゃないかなぁ」
《教室内での集団おネム。果てして結果はどうにゃん?》
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ナメナメ。
「ねぇ、ミアン君。
最近」
『脇目もフらず熱心に』
「なぁんて体験、あるかい?」
ナメナメ。
「にゃあにいってんの。
今やってるのにゃん」
《ネコの『毛つくろい』って、いつにゃって余念がにゃいもん》
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「ミアン殿」
「にゃんにゃの?」
「ミアン殿にとっての」
『真剣勝負』
「な場所とは?」
「んにゃもん、
決まってるじゃにゃいの。
いうに及ばず」
『おトイレにゃんよぉっ!』
《にゃあにゃあにゃあ。出るか出にゃいか、一発勝負にゃん!》
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「ネコはにゃ。
生まれにゃがらにして」
『悟り』
「を開いてんのにゃん」
「へっ?
初耳も初耳。
大初耳なのわん。
一体なんて開いてんのわん?」
「見ての通りにゃんよ」
『果報は、
おネムって待つのにゃん』
「んなこといってぇ。
無責任にも、
ほどがあるのわぁん」
「にゃん?」
「今か今か、
と果報を待ちながら、
ずっとのずぅっと、
おネムにおネムを、
重ねすぎて、
いつの間にやら、
自分の存在ってぇもんが、
誰からも」
『忘れ去られちゃった』
「なぁんてなっちゃったら、
どうなると思うのわん?」
「はて?
どうにゃるのにゃん?」
「ちょいと待つのわん。
確か、
ここへ来るまでに、
見かけた気が……きゃはっ。
ほら、あそこあそこ。
ちょうどいい見本が、
あそこにいるのわぁん」
「見本って……ふにゃっ。
ミーにゃん、あれって」
「ねっ」
『情けないったら、
ありゃしない』
「を、んれはもう、
ばぁっちしのちし、
に体現したような、
しゃがみこんだ姿で」
『ぐすん。
どうせワタシなんか』
「とかなんとか、
ほざきながら、床に」
『の』
「の字を、
くるくるくるくる、
いつ終わるとも知れずに、
書きどおし。
その意味不明な繰り返しで、
今日もつつがなく、
一日が終わるのわぁん」
「にゃあんとまぁ」
「どぉ? ミアン」
『現実』
「とやらに直面した感想は?
——と、ここで、
トドメとばかりに、
お顔どアップなのわん——」
『参ったぁ?』
「イオラにゃん……ぐすん」
《『キレて爆発』前に、にゃあんとかしてあげたいのにゃあ》




