第四百十話『出られて解決にゃん』
第四百十話『出られて解決にゃん』
《イオラにゃんをにゃんとかしたのにゃん》
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「あら、やだ」
『論より証拠』
「現に、
ワタシを見つけてくれた、
のは、
ほかの誰でもない、
ミアンちゃん、
あなたなのよ」
「——にゃくぅっ。
これぞまさに、
『痛いところを突かれた』
と、くやし涙を、
ぽろぽろ、
してもおかしくにゃい、
ネコでさえも、
予想にゃにし得にゃかった、
文字どおりの、
『痛恨の一撃』にゃん。
にゃもんで、
返せる言葉っていうのも、
せいぜい——
おおせのとおり、
ですのにゃん」
『めんぼくにゃい』
ぺこり。
《草葉の陰問題が一段落にゃもんで、お話を進めるのにゃん》
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『うっうっうっ』
「にゃあに泣いてんのにゃん?
イオラにゃん」
「……ねぇ。
教えてちょうだい」
『うっうっうっ』
「出るはずのなかった」
『ミクリちゃん』
「が出られて、
どうして、
いつ出てもいいワタシ」
『イオラ』
「が出られないの?」
『うっうっうっ』
「それとも、
出ちゃいけないの?
ねぇ、ミアンちゃん。
ミアンちゃんってばぁ」
ぽん。
「——とやさしく、
『肉球』
でたたいてあげるのが、
一番の、
『いやし』
のコツにゃん——
今のご自分を、
見てごらんにゃさい」
「えっ」
「ほら。
ちゃあんと、にゃ。
ご立派に」
『お出ににゃって、
いらっしゃるじゃにゃいの』
「はっ!」
《無事解決、にゃもんで、お話の続きを始めるのにゃん》




