少女漫画のような出会い方!?
こんにちはこんばんは、sha-k_3です。
またまたリアルに移ります。
まあ、次から戻りますけどね。
自由に執筆していくのでよろしくお願いします。
「う〜ん…誰かいた気がするんだけどなぁ」
なんかすっきりしない目覚めである。
別に寝てたわけじゃないんだけど。
それにしても、もう夕方か…
ワタシはベッドの横に置いてある時計を確認する。
まだ夕飯を食べる時間にしては早いし、久々にちょっと出かけようかな?
そうと決まれば支度開始だ!
〜支度中〜
シャワー浴びた、服着替えた、歯磨きした、財布とスマホ持った。
よし、大丈夫そうだね。
今のワタシの格好は、黒色のパーカーでフードを被り、灰色に近い色のスウェットを履いている。
傍から見れば、ほとんど全身真っ黒である。
まあでも、これぞワタシって感じなんだよね。
(ビバ!引きこもり!絶対にジャスティス!)
シュパ!
…
…
…
「何してんだろ…ワタシ…」
ワタシはかっこつけた(かっこつけれてない)ポーズをやめて、姿見の前から移動する。
どうしてワタシの部屋には、おしゃれなんかしないくせにある程度の大きさの姿見があるんだろう…
確実にワタシには不相応なんですけど…
今みたいにふざけたことに使うし…
「あーもう、気にしない気にしない」
別にあって悪い物じゃないからね。
というかワタシ、出掛けるって決めてからどんだけ時間経ってんの…
もう、いこいこ。
ワタシは部屋から飛び出した。
ペコリ
店員さんと目があったので、とりあえず会釈をしておく。
なんと、今ワタシがいるのは、近所にある本屋さんです。
来た理由は、ただなんか新刊ないかなって思ったからである。
ワタシは本棚と本棚の間の通路を、ひょこひょこと歩いていく。
「あ、『俺びしょ』の最新刊出てるじゃん。せっかくだし買っておこっと」
この小説、web版の方だとなぜか連載停止してるんだよね。
ほんと意味もわからなく。
まじでエタるのやめて欲しいわ…
普通に続き気になってたし。
ま、ここは書籍版の方で我慢してあげるか。
ワタシは本棚から1冊取り出して、レジに向かって行った。
購入完了。
いやー、他にも何冊か買っちゃったなぁ。
だってレジ行く途中に出くわしちゃったんだもん。
それはもう運命だからね、買うしかないよね。
ワタシは顔には出ていないが、満足しながらレジ袋片手に本屋からの帰り道を歩いていた。
「あ、稀に見る看板だ」
へえー、ここの交差点で事故あったんだ。
たまにあるよね。
この目撃者情報を求める看板。
よく、電柱に貼り付けられてるやつ。
ワタシ、事故を目撃したこととかないんだけど、目撃した人ってこれちゃんと情報提供してるのかな?
どうなんだろうね。
「ってあれ?」
この日って、あれ、ワタシ…
ワタシ、だね…これ…
そういえばあの時、軽く吹き飛ばされたっけ?
まあ、身体はなんともなかったからうろ覚えなんだけど…
なんか申し訳なくなってくるな、気づいちゃったから。
まあでも、報告はしないんだけどね。
え?よくないだろって?
でも考えてよ、急に事故にあった本人から、『それワタシです!』って連絡きたらどう思う?
しかも、その本人怪我とか一切ないんだよ?
…
絶対信用されないよね。
てわけで、これに関しては報告しても意味がないんだよね。
でもみんなはちゃんと報告しようね。
みんなは偉ちゃんだからねー。
…
だよね?
まあ良いや。
まあ、そんな事故が起こることなんて滅多にないんだから、気楽にやってこ『ドンッ』わっ!?
「きゃ!」
ドサッ
考え事をしながら建物の角を曲がると、女の人にぶつかってしまった。
相手の方は地面に尻餅をついてしまっている。
「すみません。大丈夫で…」
ワタシはそれ以上、言葉が続かなかった。
顔をあげた彼女を見たワタシは、予想だにしなかった攻撃によって心を直接やられた。
(き、綺麗…)
ワタシと向き合った彼女の顔は、とても美しかった。
ありきたりな言葉で表現するとしたなら、
『女神』
という言葉が1番しっくりくるだろう。
「すみません、こちらこそ。大丈夫ですか?」
もしも彼女があと7、8歳若ければ、ワタシは一発で「あのー?」ノックアウトされていただろう。
「大丈夫ですか?」
「へっ!?あ、はい!ぶつかってしまってすいません!ワタシは大丈夫です!」
「それなら良かったです。こちらこそぶつかってしまってすいません」
「いえいえこちらこそ」
「いやいやこちらこそ」
…
「「ふふっ」」
どこで譲り合ってるのかしら、ワタシ達。
「それでは」
「はい、では」
彼女は、ワタシの横を過ぎて行く。
その後ろを2人の女の子と1人の男が着いていく。
ってあれ?この組み合わせ、どっかで…
いや、気のせいか。
それにしても、まるで少女漫画の始まりみたいな出会いだったな。
もしかしたら彼女が、ワタシの運命の相手だったりして。
「きゃっ///」てれてれ
ま、ワタシの運命の相手は、小学校低学年くらいの、純粋で何も知らない、ぺったんぺったんつるぺったんだからね。
まあ、彼女もつるぺただったけど…
でも身長、ワタシよりも10センチ以上は高かったよ。
身長高い方が、ちっちゃい子には、モテそうだなぁ。
オネロリ…オネロリ…
…
はぁ、早く帰ろ。
ワタシは本の入った袋を持ち直して、家路を再び歩き出した。
⭐︎
「なぁ、小百合姉ちゃん。今の人どっかで見たことないか?」
雄司君が、私にそう言ってくる。
さっきの人っていうのは、建物の角で私がぶつかっちゃった子のことかな?
どっかで見たことあったかなぁ?
「あの子すっごく美人じゃなかった?あたし感動なんだけど!あー、すっごく美人だったなぁ。無表情で少し怖かったけど…」
「ちょっと!浮気するの!?」
「ご、ごめんって!しない!しないから!」
「ふーん。ならよし」
無表情だったけど、確かに美人な子だったな。
私より10センチくらい身長低かったし、今中学生くらいかな?あの子。
あの顔なら、きっと学校ではモテまくりなんだろうね。
そんなことを考えながら、私は幼馴染の子達と家に帰っていた。
どうもsha-k_3です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも自由に執筆していくのでよろしくお願いしま「自分の小説の中に、自分の別の小説を載せるって、ずるいと思うなっ、ワタシ」…そう。
「まあ、良いよ。今回はワタシが宣伝してあげる。どうも、朱鳥です。『友人キャラの俺、謎の美少女キャラもまかせろ!』絶賛連載停止中でございます」それ言わなくてよくな「それでも良いよって方は、ぜひ見てくださいね。以上、朱鳥からでしたー」…ありがとうございます。
ということで、ワタシの作品、他のものも見てみてくださいね?
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