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VR学園~c.p~  作者: 朔
ヴァンパイアロード編
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初めての死に戻り

リュウ以外のお金が1.5倍になったことで、金銭面に余裕が出来た。今日は朝食も食べたので昼食は抜きにしよう、という話になった。


その後はホワイトランスとレッドアイを闘技場で待っていた。もしかすると、二組とも闘技場でお金を増やそうとするのではないか、と考えたからである。予想は的中し、闘技場で賭け事をすることになった。


適度に勝ったり負けたりを繰り返した結果、ジマは100ゴールド程儲けた。ホワイトランスとレッドアイはたいして儲けられていないのか。闘技者として出場するようだ。これなら勝てば10ゴールドは確定だ。


ホワイトランスもレッドアイも思いの外強くて、連戦連勝だった。そして出場していない選手が賭けの対象を自分の所の選手にしていたので、お財布がホクホクになっているようだった。この間にもホワイトランスやレッドアイに賭けて、更に200ゴールドは増やしたジマだった。


ホワイトランスもレッドアイも食事を取りたいとのことで、暇になった近距離格闘集団は早めの昼練を始めることにした。


闘技場の練習場を使って、スパーリングする一同。

「ダークエンチャント」

もう最初の頃のような属性魔法なしではなく、属性魔法ありで戦っていた。


なかでもユリ対ジマは迫力があった。二人とも空を飛ぶうえに、キックボクシングだけでなく、今まで習った縦拳や胴回しなどを出し合い、特訓に励んでいた。


一方サスケ、エル、ナナの三人は二段ジャンプの練習をしていた。これが出来なきゃ、空中浮遊は夢のまた夢である。そんななか

「出来ました」

ナナが一歩リードという形で、二段ジャンプを成功させた。

「おいらも負けないぞ」

「私も負けないわ」

サスケとエルの二人の闘志に火をつけたようだった。


空中浮遊についてはリュウが熱心に教えていた。

「ダークウイングス」

「よし、そのまま空を飛ぶことをイメージしろ。もし助走が必要ならさっきの二段ジャンプを使え」

「二段ジャンプ」

そのままナナの体は空中に飛んでいった。

「出来ました。成功です」

壁に当たりそうになっても、急旋回して避けている所を見るとバッチリということだろう。


この後、サスケとエルの二人も二段ジャンプまで習得出来た。こんなにも習得が早いのには理由があって、一つ目はシーピーの世界に慣れてきたこと、二つ目は二人とも緊急回避の時は、横に飛ぶ習慣があったことが挙げられる。


ホワイトランスとレッドアイに合流したところで、

「んじゃ第九の街目指して行きますか」

と言ってゲートをくぐり第八の街へ着く。第八の街は旅館以外に特に施設はなく、景観を楽しむ場所だと分かった。


第九の街へ行くために試練を受けることになる。

~雪崩の試練~

雪崩に巻き込まれる前にゴールへたどり着け


「沼地で買った丸い靴を装備して一気に駆け抜けるぞ」

だが、ホワイトランスのみんなは丸い靴を買っていないだと言う。

「仕方ない。重装備を脱いで、俺達におんぶされろ」

それから急いで重装備を脱ぐと、近距離格闘集団におんぶされるホワイトランス。

全力で走ったが、人一人背負って進むのは困難があり、今回は雪崩に巻き込まれてしまった。

レッドアイだけが試練を突破し、第九の街へたどり着いたようだ。

明日もう一度チャレンジする旨を伝えて、チャットを閉じる。死に戻りしたのは今回が初めてで若干ショックを受けていた。全員空を飛べればとか、全員丸い靴を持っていればと思ったが、勿論口には出さない。


「すまなかった」

ホワイトランスのアキオに正式に謝られた。

「あそこでまさか丸い靴の出番がもう一度くるとは思ってなかったですし、お互いドンマイってことで終わりにしましょう」


レッドアイも始まりの街戻ってきて、宿をとることに決めたらしい。なんでも第九の街の宿屋は一人頭50ゴールドもしたらしい。ジマ達も死に戻りのペナルティで三時間は始まりの街を出られないし、仕方なくみんなで始まりの街で眠るのだった。

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