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VR学園~c.p~  作者: 朔
第1章 鬼編
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スキルを使うか使わないか

ミズウミへたどり着くまでに、第二の街を出たところで、ゴーレム以外にロックスネークというモンスターに遭遇した。ゴーレムと同じく属性魔法に弱い敵だった。この時、リュウの属性魔法を知ったのだが、風を選んだようだった。

「ウインドカッター」

風の刃で、ロックスネークを真っ二つにしていた。


「リュウはなんで風を選んだんだ?」

「一番速さに繋がりそうだったからな。実際、パンチを打つ時に属性魔法を使うとスピードが上がるぜ」

「なるほどなぁ。俺は炎を選んだが、同じくスピードアップしてるぞ」

「じゃあどっちが速いか比べて見ようぜ」


審判はユリにお願いした。まずは素のパンチを放ち、次に属性魔法で強化したパンチを打つというものだ。素のパンチは、当然リュウの方が速い。問題はこの後、どれ程パンチの速度が上がっているかだ。


「シッ、シュ!」

「シュ、シュ!」

「うーん、風の方が微妙に速い気がするなぁ」


ほら、見たことかと言いたげなリュウの顔。


「まあ、仕方ないか。分かった。負けたよ」


両手をバンザイの形にして、負けを認めるジマ。


「ところでさっき倒したロックスネークのドロップ品、ロックスネークの毒だったんだけど、二人はどうだった?」

「同じく」

「私も同じだったよー」

リュウとユリから同意された。するとジマは

「これを使って毒耐性出来ないかな?」

と、一言。

「ありだな」

「なるほどねー。でも回服薬ないと怖くない?」

「デスペナルティは三時間始まりの街で待機だっけ」

「んじゃあこれは回服薬買った後に試すってことで」


耐性系のスキルは一つも取っていないので、これで耐性系スキルが取れれば、他のスキルも取りやすくなりそうだ。


「なあ、ダッシュを使ってて思ったんだが、これムエタイとかもスキルとして使用出来るのかな?」

「出来るよ。キックボクシングを使用したことあるもん!」

「ほう。どんな感じだった?」

「機械的に体が動く感じ。全然嫌な感じはしないけど、自分の思った動きと違う軌道を描くこともある。良い意味でも悪い意味でも。使ってみると良いんじゃないかな?」

「確かにそれは言うとおりだ」


ムエタイをその場で発動させると自動プログラミングのように技が出る。ただ、ここでの蹴りはもっと体重を乗せておきたいと思ったり、この連打はもっとスピード重視でと思う部分があった。


「どうだった?」

ユリの言葉に

「多少違和感がある。やっぱり自分で動いたほうが効率が良い」

と返答する。


これはおそらく、リアルで格闘技をしたことが無い人用のスキルなのだろう。

「俺達には特別発動させる必要の無いスキルだな。ボクシングもキックボクシングもムエタイも」

「だな。機械的に動くところは、むしろ弱点になる可能性まであるからな」


そうしてミズウミへ着いた一行なのだった

「ミズウミはユリが来たことあるんだよな?サポートよろしく頼むぜ」

「お姉さんにまっかせなさーい」

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