誰奴か
件のアイテムから解放されたルッシェが所謂レイブ目という奴をしている。
何分もそうしているので流石に声をかけたのだけど。
その声と同時にルッシェの一筋の涙がこぼれる。
「もうお嫁にいけない。」
そう呟いてモゾモドとシーツに潜り込んでしまう。
「違うからね!?ルッシェは婿か嫁をとる側よっ!?」
潜り込んだルッシェの肩をガクガクと揺さぶる。
テレサがどっちを切るだなんて聞かなければここまでならなかったんじゃないの?
ルッシェをここまで追い詰めるだなんて、テレサ…何て恐ろしい娘なの。
アリカには潰れる寸前に追い込まれ、なおかつアレで締め付けられた上で、痛みで暴れるあのコを私が押さえつけてからグリグリとイジり回されて、最後にアリカと私の二人に押さえつけられて、外れないからナニを切り落とそうだなんていわれて………。
アリカも私もテレサもそりゃもう見たわよ見まくったわよ。
場所が場所だけに他にやりようもなかったわよ!
…もしかしなくてもこれって、私たち全員でルッシェをレイブしたも同然じゃないのーっ!?
テレサ…テェレェサァァッ!!あんた一体どこ行ったー?!
流石にはやりたい放題にも程があるでしょ!?
少しは収拾をつけなさいよっ!!
「大丈夫です。自信をお持ちになってください。私でしたら喜んで嫁に参ります。」
いつからいたのかローラがシーツ越しにルッシェを優しく撫でながらささやいていた。
どさくさ紛れで、ローラに先をこされてるのはなんでなのよっ!!
もう、いい加減にしてー!!




