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盗賊団と小鬼の集団

国内事情になりますが、犯罪件数は非常に少ない。

往くところに行けば冒険者崩れの盗賊団や犯罪者は確かに存在しているんだが、それらは国境沿いに集中する傾向があり国都近辺は概ね平和。

普通はスラムを中心に犯罪があるんだろうけどねいろんな遊びのおかげさまでガキ共は良識はあるつもりだ。


それに、盗賊団になるような冒険者は大した腕はないし精々小さな商隊を襲えるていどだ。


食い詰めてるから割とあっさりお縄になるだろう。


これが本題になるんだが、この近辺には少なくない数のゴブリンのグループが存在するらしい。


それも最近集まったとかではないらしく十年位前に、ここよりずっと北ある国の内部をさんざん荒らして回った盗賊団が、国内を追われついに国と国をまたぎながら転々としこの国に流れ着いたなんて有名な噂話がある。


その盗賊団は農村ではなく国都を狙って潜伏していたらしいんだが、森の中で複数・・・・のゴブリン(森の小鬼)の集団に襲撃され、壊滅された盗賊団は翌朝の兵士の巡回中に身ぐるみはがされた無惨な姿で捕縛された。

最初は被害者として手厚い保護を受けたが、回収された手付かずの荷物の中に盗品が―というか盗品しかなかった事から判明したらしい。


そのほかにも盗賊団まではいかないがならず者から構成された傭兵団まで夜襲により壊滅されたなんて事もあったそうだ。

もちろん、金品はそのまま服だけ剥ぎ取られていた。

魔物だからな、貴金属に興味なんかなかったんだろうな。

服とかのほうが欲しかったから襲ったんだろうし、服だけですんだのは僥倖という奴だろうか?

もちろん、指名手配されてた連中は本国へ送り返されたらしいし、その後は公開S…うん、どうでもいい話しだが報いは受けたらしい。


幻とまで呼ばれるシュルガのゴブリン。その集団は国内で悪事を働こうとすると必ず現れるとされる。

実際にゃそんな訳ないんだけどね。


魔物の縄張りで夜を明かしたそいつ等がバカなだけだ。


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