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【事情】

現在この世界には魔物が数多く存在する。

通常の魔物はそれほど強くなく冒険者でも数人であれば倒せるものもおおいのだが、冒険者が束になっても歯が立たないのがエリアボスだ。

奴らは単体での強さが尋常でなく、何組ものグループがトトゥを組んでは挑み敗れている。


なおかつ、エリアボスが君臨している地域は魔物が活性化するので、国はその対策として勇者を選定する。

勇者は魔物のエリアボスやボス級と呼ばれる魔物を倒せる切り札ともいえる。


現在この国出身の勇者はいない。

勇者の選定は各地にある聖剣の幻影が引き抜けるかどうかだ。素質があれば聖剣が反応し抜いた者の内で力の礎となる。


今代は各地で選定を行うも、誰にもそれらしい反応を示さなかった。それ故に異界から勇者を召喚した。

エリアボスを放置すれば魔物がかの領域から溢れ出し国中に犠牲者が出る、国が魔物に蹂躙されつくした話は歴史にいくつも存在する。身勝手な理由で召喚されたまだ幼く見える勇者らには申し訳ないが、それでも彼らに頼るしかないのだ。


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