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150:ボス再戦

感想がSC○の紹介場見たいになってるの怖すぎです。

と言うか皆さん詳しいですねっ!?私はそこまで沢山知りませんよ


と言うわけでボス再戦です。




武器:呪文書『アルヘナ』(エクストラダンジョン限定)

攻撃力+10 魔力+15 特殊効果『AS:マナヴェント』

星屑の力が宿った呪文の書。星屑の力を最大限に生かすことができる力を宿しており持っているだけで力が溢れてくる。



武器:両手剣『バスタードソード・カストル』(エクストラダンジョン限定)

攻撃力+28 特殊効果『AS:MPリジェネ』

星屑の力が宿った剣。星屑の力を最大限に生かすことができる力を宿しており、持っているだけで力が溢れてくる。



アイテム:星屑の結晶(エクストラダンジョン限定)

効果:一定距離の敵が持つ特殊効果を無力化



アイテム:小星団の果実(エクストラダンジョン限定)

効果:敵の正体を知ることができる



アイテム:奇跡の星花(エクストラダンジョン限定)

効果:所持している時にHPが全損すると、一つ消費して完全復活する。



素材アイテム:錬星石(エクストラダンジョン限定)

効果:武器に星屑の力を付与できる。



素材アイテム:星錬開放石(エクストラダンジョン限定)

効果:武器の星屑の力を解放できる。



素材アイテム:錬金石(エクストラダンジョン限定)

効果:武器を強化できる。



素材アイテム:星屑開放石(エクストラダンジョン限定)

効果:アイテムが持つ星屑の力を解放する。



素材アイテム:星屑の欠片(エクストラダンジョン限定)

効果:なし

説明:星屑の力があると思われる欠片。このままでは使えない



素材アイテム:星屑の花(エクストラダンジョン限定)

効果:なし

説明:星屑の力があると思われる花・このままでは使えない



素材アイテム:星屑の果実(エクストラダンジョン限定)

効果:なし

説明:星屑の力があると思われる果実・このままでは使えない



素材アイテム:星屑の花弁(エクストラダンジョン限定)

効果:なし

説明:星屑の力があると思われる花弁・このままでは使えない



素材アイテム:星屑の幹(エクストラダンジョン限定)

効果:なし

説明:星屑の力があると思われる幹・このままでは使えない



素材アイテム:星屑の種(エクストラダンジョン限定)

効果:なし

説明:星屑の力があると思われる種・このままでは使えない



素材アイテム:星屑の水(エクストラダンジョン限定)

効果:なし

説明:星屑の力があると思われる水・このままでは使えない




製作期間実に一か月。



作っては集めて、作っては集めてを繰り返し、今俺たちが作れるアイテムの中では最高品質の限定アイテムだ。



錬金は基本リークに任せ、俺は素材集めとアシスタントに徹してきた。何度か俺もやらせてもらったのだが、リークのほうが上達が早かったので任せたんだ。



錬成には魔力を練り上げ、小さな泉をイメージ、そこへ素材をゆっくりと的確に溶かし、混ぜ合わせていく必要がある



ここで言う魔力はMPである。MPを描き上げた錬成陣へ流し込むようなイメージをすることで錬成陣が起動。後は水の中に手を突っ込んでパンでも捏ねるように素材を混ぜ合わせていく。



何度も混ぜ合わせて行くことでようやく素材が一つのアイテムとして完成する。これをひたすら繰り返し、ようやく作ろうと決めたアイテムすべてが完成した。直ぐに集まる素材といえど数が多ければ結構重労働である。



「いやーアールさん。私たち頑張りましたなぁ」



「そうですなーリークさん。お疲れ様でした」



戦闘で間違いなく多数使用する『結晶』『果実』『花』は最大所持数の5つ。



更に予備としてそれらを錬金するためのアイテムをそれぞれに最大数確保。万全の状態だ。更にリークの呪文書に簡易錬成陣を記入し、戦闘中でも一度錬金したことがあるアイテムならば『劣化〇〇』となるが即座に錬金は可能。



万が一にも備えた状態だ。これらの準備にまる一ヶ月。なんだかんだ修行に二ヶ月ほど使っていたから、合計三ヶ月近く篭っている訳だ。



それでも現実時間では数時間程度、他フィールドでも3日しか経過していないというのだから恐ろしい。



「それじゃぁ行くか」



「うん。一ヶ月ぶりのリベンジマッチだね」



巨人とのリベンジマッチだ。全く有効打を与えられなかった俺たちだが、今回は何かしらの成果は得られるはずだ。



あ、もちろんそれぞれ一回ずつアイテムの力を確かめるために使用はした。熊相手にしたのだが効果はばっちりだった。



スキルを使用せずともダメージが与えられたし、復活もした。更に弱点まで頭に浮かんできたから効果はお墨付きだ。











「じゃぁねサガリ、カルビもシロコロも元気でね」



「達者でな」



『オオオ!!』



『クォォォォン!!!』



『キキキ!!!』



巨人がいる広場に向かう最後の一本道。そこで俺たちは出会ってから約一ヶ月半の間ともに過ごしたモンスター達と最後の食事を共にした。



獲れたて新鮮、熊焼き肉だ。最後に囲む二人と三匹での食卓。なんとなく淋しい気もするが、今日で終わらせるつもりで戦うんだ。別れはちゃんと済ましておきたい。



こうして食事を終えて俺たちは三匹のモンスターたちが本来いるべき場所へと戻っていったのを最後まで見届けた。



「なんか・・・ちょっと淋しいね」



なんだかんだ三匹に対して絆を感じていたリークだ。うっすらと目に涙を浮かべている。でも泣くことはなく、顔を拭うと巨人がいる広場へと顔を向ける。



「さぁ行こう!今日で決めるよ!!」



「おうよ!」



決意表明の後、俺たちは巨人が待ち受ける広場へと足を運んだ。



光る鉱石が照らす道の先には最初に出会った時と同じく巨人が直立で待ち構えていた。のっぺらぼうの巨人。以前戦った時はどうしようもなく、手詰まり状態だった。



「赤い」



「青だよ」



見え方も相変わらず違う。広場に入った俺たちは互の顔を見合わせてそれぞれの手に敵の正体がわかるアイテム『小星団の果実』を、俺は更にもう一つ特殊能力無効化の『星屑の結晶』を手にする。



果実の大きさはブドウの実と同じくらい。口の中に放り込んで噛み砕き、手に持った結晶を砕く。すると体中に不思議な力が駆け巡る。



「ほら来たぜ!!」



「やっぱりこれが正解みたいだね!!」



その瞬間、今まで視線を外さない限り動かなかった巨人が動き出した。そしてその巨人の見え方にも変化があった。



全身を赤と青のツートンカラーに染め上げている全長3mを超えていた巨体もせいぜいあって2m弱、これが巨人の本体だ。



そしてその体に浮かび上がるコアが二つ。一つはワインレッドの結晶が右目に、オーシャンブルーの結晶が丁度胸の真ん中で光り輝いている。弱点は前にあった訳だ。そりゃいままでダメージ受けねェわけだ。



こんなわかりやすい弱点が見えていなかったんだし、しかも色のギミックとかもそんなもんない。プロジェクションマッピングをひたすら殴っていたようなものだった訳だ。



更にボスの動きにも変化がある。前の様にとんでもない速度で近寄ってくるとかの動きはなく、あっても精々一ヶ月前のたどたどしい動きだったリーク程度。これなら見てから行動でも全然間に合う。まぁ油断は絶対にしないけど。



「リーク、赤は任せる。俺は青だ」



「同時にやるでしょ?」



「「当然!!」」



さぁリベンジマッチだ。弱点露出した巨人さんは一体どれだけ戦えるのかなぁ!!






ーーーー◇ーーーー






「チョイサァ!!」



『   』



「くらえぇ!!!」



『   』



「「なんか喋れやコラァ!!!」」



言うまでもない。俺とリークだぞ?更に言えば俺が本気で月光真流の技を鍛え上げたリークと

俺だぞ?



シンクロキック宛らのコンビネーションで攻撃を受け止め、受け流しダメージを叩き込んでいく。



確かに巨人も相当強い部類なのは間違いない。でも攻撃は全て近接攻撃、ステゴロのみだ。時折、魔法攻撃もしてこようとするのだが俺が詠唱妨害、もしくはリークの呪文で相殺していく。



「青水瓶3時5!!」



「あいよ!!!!」



リークは回し蹴りを巨人の顔面に叩き込むと、一度距離をとり呪文書を取り出す。当然巨人はそれを許したくないから妨害しようと動く。



だが、俺が蹴り飛ばし、受け止め、押さえ込み、巨人のリークへの妨害行為を封殺する。



「癒しの聖水降り注げ『第二の青:水瓶座』!!」



「吹っ飛べ!!『ドラグエリシオン』!!」



『    』



巨人を吹き飛ばし、指示された場所へと即座に移動。詠唱を終えたリークも同じく移動し小さな滝のように上から流れ落ちる水を浴びてHPを回復すると同時に体から余分な熱を冷却していく。



余裕があるならリフレッシュも戦闘中に行うこともエクストラモードでは大事な要因だぜ? 既にもう一つの呪文も詠唱を開始していた。



「癒しの風で心を満たせ『第二の青:牡羊座』・・・」



水浴びの後に水滴を全部拭き取るように優しく飛ばす風を身に受けてMPもさらに回復。だがこれだけでは終わらない。



『    』



ちょうど巨人がめり込んだ壁から復帰、同時に魔法による攻撃を仕掛けるために大きく左手を上に上げる。だけどリークの方が早い。



「汝の罪の重さを知れ『第一の黒:天秤座』!!」



拭われた水滴と風が、黒を纏いながら槍となって巨人へと向かっていく。それに合わせて俺も再突撃。すぐ後ろにはリークが追従する。



風と水の刃は巨人が上げた腕に向かっていく。巨人はすぐさま攻撃をやめて回避に移る。もちろんまっすぐに飛ぶ槍はそのまま後ろの壁に刺さり、巨人は無事に回避に成功した。



けど、依然槍は壁に刺さったまま消えずに残っている。



巨人はそれに目も呉れず、再び俺たちに向かって走り出した。馬鹿だねぇ。相手の攻撃は最後まで油断したらダメなんだぜ?



「『反転しろ(Flip es)』」



『   』



直後、刺さっていたはずの槍の前後が反転、リークの元へ戻るように再び発射される。その軸線上には巨人がいる。巨人はそれに気づかず、槍は巨人の背中をぶち抜いて右胸を大きく貫いた。



だがコアに攻撃を受けたわけではないので巨人は依然としてこちらに向かってくる。それも無意味だけどな。



「『断罪せよ(Verurteilen Sie ihn)』」



『   』



黒い槍は呪文を受けて巨人の全身を覆う。ここで巨人の動きに変化が生じる。覆われた瞬間、巨人は足を絡ませて顔面からスライディングで滑った。ちょうどタイミングがよく、俺と鉢会うときには絶好のシュートタイミング。



「『星脚アクエリアイシス』応用編!!!」



足先を顎へ滑り込ませ、そのまま真上にすくい上げる。そしてその衝撃は左右へ勢いよくはじけ飛ぶ。巨人の両手両足が広がり俺の前で大の字になるほどにな。



そしてさらけ出された弱点であるコア。俺はここで剣を抜き、リークは俺の後ろにて既に攻撃の準備を終えている。



「我が一撃にて敵を射抜く!!『第二の赤:双子座』!!」



リークの右足に、呪文により生成された力の塊が包み込む。



「『一文字切り』応用・・・」



横に大きく振るうのが一文字切りなら、最後に貫く行為をしても問題ないだろう。剣を大きく後ろに構え、衝撃を集中させる。同時にリークは俺の肩を土台にして飛び上がり巨人の真上へと飛び上がる。そのまま一回転しながら、俺は剣を振りながら、必殺の一撃を決める言葉を口にする。



「「月光真流奥義『水無月写鏡』!!!」」



リークの蹴りが、俺の剣が、それぞれのコアを貫いた。それも今まで貯めた衝撃全てを巨人へを叩き込みながら。



『    見    事    』



最後にそう言い残し、巨人は砕かれたコアを残して消滅していった。




――――『星の眠る神殿の守護者』を撃破しました。

――――特殊条件:『ジョブ:『錬金術師』が『星の眠る神殿』にて制作できるアイテム全てを制作する』を達成したことにより、現在所持しているアイテムを全て持ち出すことができます。

――――称号『アイテムマニア』を入手

――――特殊条件①:『エクストラダンジョンを二人以上でクリアする』を達成

――――特殊条件②:『一ヶ月以上エクストラダンジョンで生活する』を達成

――――特殊条件③:『星の眠る神殿の守護者の弱点を二人が同時に破壊する』を達成

――――特殊条件④:『星の眠る神殿の守護者を月光流の技で撃破する』を達成

――――特殊条件達成により、称号:『月光流の師弟』を獲得





―――――◇―――――


師匠と別れてあっという間に数日が経っていた。まぁ別にさみしいとかそういうのはないし。と言うか音沙汰ないのはちょっとどうかと思う。



別にさみしいとかそういうのじゃないよ?ただ少しその・・・・ううん。淋しいですよーだ。仕方ないじゃん。なんだかんだ最近はゲーム始めたら大体バカ師匠と一緒にいたわけだし。



「おやや?ルークくんアールに会えなくて淋しいのかな?」



「・・・・うん・・」



「ありゃりゃ・・・改めて見ると随分なついてたんだね」



仕方ないじゃん!もうなんていうかお兄ちゃんって感じだったんだもん!!!怒ると怖いし修行は厳しいけど優しいし一緒に遊べるの楽しいし!!自分で言うのも変だけど子供の感性舐めないでよね!!!



「なんだよ愚弟!!こんなしおらしい姿、家以外で見せるの珍しいじゃねえか?」



「うっさいバカ姉ェ!!と言うかなんでレイレイ姉ちゃんもよりによってこのバカ姉誘うのさ!!?!!?」



最近レイレイ姉ちゃんがゴブリンのアジトを見つけたみたいだから偵察も兼ねて行こうということになり、実力のあるプレイヤー数人の声をかけて集めたんだけど。よりにもよってバカ姉にまで声かけてたんだよ!!?



確かに強いしカリスマ性もあるし頼りになるけどもさ!!!今じゃなくても良かったじゃん!!



「まぁそう言うなって!!たまには姉弟仲良く遊ぼうゼ?」



「うがぁあああ!!!!!!」



「なにこの姉弟、面白すぎない?」



「ルークきゅん可愛い」



「姉弟の会話最高かよ・・・・」



「私もこんな弟ほしぃ・・・・」



「めんどくさい子ほど可愛いって言われる気持ちを理解したわ・・・・」



「お義姉さん!!ルーク君を俺にクダサバイヴァァァ!!!?!??!」



「はいはい。ちーちゃんの邪魔をするのなら消しますよ〜」



変な人のライダー?さんをミーさんがあっという間に腹パンからの縛り上げていた。他の変な人たちも混じって何人かゲシゲシ蹴り飛ばしてる。それでも笑顔なのがちょっと怖い。



けどあの人も相当強いんだよねぇ。この数日間いろんな人と一緒に戦ったりしたけどみんな師匠と同じくらい強い人たちばっかりだった。もちろんバカ師匠のほうが強いとは思うけど。



そのおかげもあって強い人と関わりが出来たのは良かったかな。何かあったら頼れるし、師匠との連絡係に使ってくれれば恩も売れそうだし何かあったら助けてくれそう。



「お前も大変だな」



「ゴリラの兄ちゃんほどじゃないよ」



「結局ゴリラ呼びに戻るのかよ・・・いやいいけどよ・・・」



あとこのゴリラの兄ちゃん結構いい人だった。師匠ほどじゃないけど優しいし。けど戦う時はめちゃくちゃ怖かった。笑顔でゴブリン切り飛ばしてぶっ飛ばす姿はホラーだった。何げに対人戦最強って呼ばれてる人なんだなぁってしみじみ思った。



前に会ったドラゴンの話したらすごい顔して笑ってた。レイレイ姉ちゃん曰く武者震いの笑みだって言ってた。この人も師匠の友達なんだなぁって理解したよ・・・



「ふっ・・・」



「おいコラ。『まともなのは僕だけなんだね』みたいな顔してるけどお前も相当だぞ?」



「んなっ!!?何ってんのさゴリラ!!僕はまともだよ!!!?」



「キヒヒ!!愚弟!!いいこと教えてやんよ!!まともな奴は戦闘中に笑みを浮かべて戦わねぇよ?お前も随分こっち側に染まってきたな?」



「将来有望な人材ですね。落ち着いたら手合わせしませんか?対人戦の心得、私でよければ是非教示させてくださいな」



「違うもん!!!僕カトレアさんみたいな狂人じゃないやい!!」



「カトレア・・・キョウジン・・・ナノカ・・・?」



「気にしないでくださいな。自分を真っ直ぐに見られないのも子供の可愛いところですから」



答えになってないよ!!?と言うか何がどうなったらモンスターのオークと仲良くなってるのさ!!?初めて見たとき皆びっくりしたよ!?言葉を話すモンスターとかクロニクルモンスター以外で見たことなかったs・・・・いや、嘘でした。見たよ。言葉を話すモンスター。



そんな感じで皆疑ってたけど、事情を聴いてとりあえずカトレアさんの従者になったことは理解した。



なんかクズリンに仲間を殺されて瀕死の時に助けたら仲良くなったみたい。不思議な縁もあったもんだよね。



「よぉし!!皆もう居そうだね。それじゃぁ改めて仕入れた情報の開示をするわ。そして集まってもらった理由も一緒に説明させてもらうわね」



「まぁ大体わかってるけどな!」



バカ姉。こういう時は改めて説明するのが大事なんだよ?師匠が言ってた。けどまぁ簡単に言えばクズりんのアジトらしきところを見つけたから偵察して、いるならそのまま奇襲で殺ってしまおうってこと。



バカ師匠にもリーク姉ちゃんにも連絡したんだけど全く通じないんだよね。二人して何してるんだか。



そんなことを考えながらレイレイ姉ちゃんの言葉に耳を傾ける。色々話してくれるけど情報量が凄いよね。よくこの数日でこんなに集められるよね本当に。



「さて、こんな感じかな?何か質問ある人いる?」



「キヒヒ!!しっつもんでぇーす!!そのアジトがもうもぬけの殻で現在進行形でゴブリン軍団が街を包囲してる場合はどうしたらいいでしょうか〜ァ〜?」



「何馬鹿な事言ってるのよ。そうならないようにいまからうごくんで・・・・総員警戒!!!!!」



「この声っ!!?」



「キヤヒャヒャヒャ!!!!!!流石にバレるよね!!?まぁそのつもりでいたんだけどさ!!!」



忘れるもんか!!このムカつく声!喋り方!忘れるわけがない!!!



「学者ゴブリン!!!」



「ハローあの時の子供の時代人!!思ったより元気で残念無念だよ!!」



声は聞こえる!でも姿が全く見えない!誰かに擬態してる!?いや、ここにいるのは皆プレイヤーだぞ!!?プレイヤーに擬態なんて出来るわけがないじゃん!!?



「はい空に目線を上げてみよう!!そこに映るのはダーレだ!?」



「「「「「「「んなっ!!?」」」」」」」」



嘘でしょ!!?空に学者ゴブリンの姿が映像で映し出されてる!!?なんで!?この言う動画機能はプレイヤーにしかできないはずでしょ!!?



『キヒヒヒィ!!!僕ってば天才だからさ!!この程度朝飯前さ!!それに一度見たからねぇ?あの時のみんなの英雄様の姿がお空に出てたからサ!見ればあとはやるだけだったよ?』



こいつ・・!!



「おいコラァ!!!テメェが学者ゴブリンか!!良くも我らがルーク君を傷つけやがったな!!!死ぬ覚悟してやがれ!!!」



「え?なんだって?天才の僕でもよく聞こえなかったよ?ゴメンねぇ!!?」



「この野郎・・!!!!!」



「でもさ?流石に僕一人でこんなにたくさんの人と遊ぶのは大変だから他にも声をかけたんだ!誰かって?そうとも!!僕の”仲間”にね!!カモン!!僕の仲間たち!!!」



そうして出てきたのはゴブリン七将で既に一度プレイヤーとも戦闘した経験がある二匹のゴブリンだった。双剣ゴブリンと道化師ゴブリンの姿があった。それだけじゃない。



映像がズームアップしていくとそこには今までの比じゃないほどの大軍団が映し出されていた。



「な・・・なんだよ・・!!?この数は!!?」



ゴブリンだけじゃない。ワイバーンもいるし他のモンスターもたくさんいる。今まで経験した中でも間違いなく一番の大軍勢だ。



「さぁさぁ皆さんお祭りの時間だよ!!!僕たちがこれから”集団による絶望”ってやつをみんなにプレゼントするよ!!是非受け取ってね!!さぁ皆!!!あの街を絶望でつつもうZE!!ウヒャァー!!!楽しみだぜー!!!!!」




――――全プレイヤーに通達。

――――学者ゴブリン:双剣ゴブリン:道化師ゴブリンの連合による大軍勢がエーテリア付近に突如出現。エーテリアに向けて侵攻を開始。

――――引き起こされる悲劇をなんとしても阻止しなければならない。

――――イベントシナリオ『悪夢と絶望の先にある・・・』を開始します。

――――なんとしてもゴブリン大連合を倒し、街を守ってください。







――――絶望を振り払う剣は常にあなたの中にある。世界を・・・お願いします・・・・・





最後の一文が僕にはどうにも気になった。ノイズ混じりで聞こえたからよく聞き取れなかったけど、まるで誰かに・・・師匠に当てたメッセージにように思えたんだ。



この時の僕にはこの先に起こる出来事を想像なんて出来なかった。ゲームとは言えここまでやるのかって思ったこと。そして・・・・人の本当の姿をこんな場所で見ることになるなんて思わなかった。



その上で僕はこれからもバカ師匠と・・・アール師匠と一緒にゲームをするって決めたんだけどね?



ボス戦だけど実力は一か月前のリーク程度。


そんなこと言ってられない出来事が同時進行中


感想お待ちしてます

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― 新着の感想 ―
[一言] …………………なんか、これ、本当にゲームなのかわからなくなってきた。実は異世界とかじゃないよね…?
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