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107:アフターストーリーのモンスター

嫌いだから一撃で百足を処理した二人。

そしてついにリアルハードの驚異が牙をむく

ついでに今日あとがきが少しだけ長めです。

割りと重要なお知らせです。祝い事では無いですからね?




「おぉ!!」



ムカデを倒した先に広がっていたのは広大な草原だった。地平線の先まで広がる巨大な草原。海岸とはまた違った生態系が広がるこの場所。



風が心地よく、生物が悠々と過ごしている。空には鳥が飛んでいるのが見え、所々に見える木の下では日陰で休むモンスターも見える。



「これがアクシア大草原だよ」



次の街であるアクシアの名前がついていることから、この先にアクシアの街があるのだろう。広い草原を見渡していると、丁度立て看板が目に入った。いくつかの矢印が向いており、おそらくそれが示す方向に、それがあるのだろう。矢印の方向は4つ。



近づき見てみればそこに書いてあたのはやはり4つの場所を示す文字。



『遊牧都市アクシア』



『ニルスフィア大森林』



『信仰の神殿』



『スケーラ渓谷』



そしてもう一つ、その下にもボロボロになってはいるが一つ場所を示すボロ看板があった。



『封 の 殿』



ボロボロで文字は掠れており、一部読めなくなってはいるが、おそらく『封印の神殿』と書いてあったのだろう。



看板が示す先には今出てきたニルスフィア大森林とは雰囲気が全然違う暗い印象を感じさせる森が見えていた。



「もしかしてあれが目的地?」



「だろうな」



「うーん・・・アタシ前にあの森にあった遺跡行ったことあるけど、なにか封印されてる感じはしなかったよ?」



「まぁそうだろうな。封印なんてしてねーし」



「だよねぇ・・・・・え?」



さて、いるかは知らんけど目覚めた正体を探りに行くとしましょうかね。案外本当にあそこで寝てたりして。



「ちょっとまってアール!!?今さらっととんでもない事言ったよね!?



「煩いメス猫。黙って歩きなよ」



「いやいや待ちなさいよ女狐!?封印されたって書かれてるのにされてないんだよ!?」



「行けばわかるんだから黙って見に行くわよ」



「うううう!!!アール!!後で色々教えてね!!」



はいはい。














森の中に入れば不気味の一言に尽きる。



薄気味悪い森の中、俺が覚えている限りの記憶を頼りに奥へと進んでいく。道中に現れるのは獣型のモンスターが多く、逆に虫や植物といったモンスターはほとんど姿を見せていない。



「『白月』」



『グオォッ・・・・』



左手で突進を受け止めつつ、『真刀:戯』で四肢を切り落とし、最後に刎ねた首が宙を舞い、サイ型のモンスターは光となって消えていく。



「うっわ・・・ジオガライノ初見でこんなにあっさりと・・・」



「鍛えてるからな」



突進してくる相手とか月光流の敵じゃないし、サイ型のモンスターの攻撃方法は大体突進だし、よほど狡猾な奴でなければ油断さえしなければ勝てる。



体を循環している衝撃もまだまだ余裕があるし連続して30体につっこまれさえしなければ死ぬことはないだろう。まぁ突っ込んできたら『ピスケス』で地面揺らして各個撃破していくけど。



それにしても今のモンスタージオガライノっていうのか。名前はかっこいいのに大した強さじゃなかったのがちょっと残念だ。



「一応鋼鉄並みの硬さと爆発的な突進力の持ち主で初見だと回避も攻撃も結構難しいモンスターのはずなんだけどね・・・」



リークに同意するように、ルーク以外の皆が首を縦に振る。ルークも俺と同じく初見なので強さがよくわからないのである。



というか鋼鉄”並”程度で俺に斬られないと思うなよ。俺の足元にもっとおっかない怪物いるんだぞ?今はそのへんに落ちてる木の実食ってるけど。



「ところでバカ師匠。目的地ってまだ先なの?」



「記憶的にはあと少しで見えるはずなんだけどなぁ・・・・・お、見えたぞ」



やっと見えたか。目的地である遺跡の少し前。既に苔の生えた二つの柱。目指していた場所がようやく見えてきた。



近づけば近づくほど懐かしい感覚が蘇ってくる。ギルファーの次に手こずった相手だからすごく記憶に残っている。



「アール?神殿はもう少し先だよ?確かにここが神殿の入口ではあるけど」



レイレイの言うとおりここは神殿の入口だ。この先をもう少し歩けば神殿は見えてくる。ここまで完全にアフターストーリーと同じだ。



そんでもってこっから先はちょっと仕掛けを解かないと先に進めない。えっと・・・どの辺だったかな?



「アール?」



「あぁ・・・もしかしてまたアフターストーリーって奴か?」



首をかしげるレイレイと察しがいいマー坊。首だけ縦に振り記憶にある隠しギミックのトリガーを探す。確か二本の柱の中心から五歩神殿側に進んで、右に三歩、そこから柱側に10歩歩いていけば・・・お、あの木だな。



「ルーク、ちょいちょい」



「何?」



「10秒間にこの木15回切れる?」



「やってみないとわかr「全部傷を重ねて」できるかっ!?」



「そっか・・・・なら今度そっち方向で修行考えてみるか」



そういうことなら俺がやるしかないか。木から一歩後ろに下がり『真刀:戯』に手をかける。



「シィッ!!」



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「うっそ!?傷がない!?」



「何が起きてるの・・・?」



「というかバカ師匠まだ10秒経ってないんだけど」



傷が見えないってことは成功か。ギミック解除ができたことを知らせる証拠を確認できたのでそれじゃぁ神殿もとい、遺跡の中に行こうか。










「「うわぁ・・・・」」



「なにこれぇ!?」



遺跡の中に入ったはずなのに森の中にいるという摩訶不思議な場所に立っている俺たち。無事に結界の中には入れたようだ。



「なぁレイレイ。俺も何回か依頼で来たことあるけどこんなこと初めてだぞ?」



「アタシだって初めてだよ!?というか遺跡ですらないってどういうことよ!?」



「先行くぞ?」



驚く二人に一言かけて先に進む俺。リークとルークはそもそも初めて来たのか素直についてくる。ギルファーは特に口を開くことなくついてくる。



歩き出した俺を見て、あとを追うようについてくる二人。そう言えばここに住み着きやがったモンスターってめちゃくちゃ強かった覚えがあった気がする・・・・・こっちでも再現してるのか?



『『『キキキィィィイキィ!!』』』



そうそう、確かこんな感じの猿みたいな鳴き声で・・・・いや早速出やがった。



ズシズシ音が聞こえるように正面から現れたのは、わかりやすく言うとテナガザルとマンドリルを足して2で割った感じのモンスター。



長い手と厳つい顔つき。二足歩行する猿。それがこのモンスター。名前なんって言ったか?確か無駄にかっこいい名前だったのは覚えてる。



「な・・・何このモンスター!?」



「メス猫、ゴリラ。油断するんじゃないわよ?こいつら多分強い」



「わーってるよ・・・一瞬ビビったぞ」



三人も初見のモンスターか。ってことは今日の今日まで発見されなかったんだなあのギミック。そんなことよりも、俺も油断はできねぇな。



「ルーク、俺から離れるなよ?」



「そんなに強いの?」



「強いしめんどくさい」



拳を構えて迎え撃つ態勢を取る。武器は足に括りつけている『投刀:抛』以外は全てしまっておく。



「注意しろ。この猿モドキこっちの武器奪い取ってくるはずだ」



「「「っ!?」」」



『『『キキィィイキ!!』』』



体を上下に揺らしながら煽るような態度を取ってくる猿ども。そうだ思い出してきた。こいつらの名前確か『ブリガンテ』。



相手の武器を奪って、それを自分の武器にして戦う猿。しかもこいつらは仲間すら武器を奪うための囮に使うことすら厭わない相手だ。



更にこいつらはめんどくさいと言うか、モンスターの癖に武器を『擬似真化』させる。しかも他人の物だろうと関係なくな。



しかも奪われて『擬似真化』した武器はブリガンテのドロップアイテムへと変わり、倒しても取り返せない可能性がある。



せっかく作った武器を奪われた挙句失う可能性があるとかクソ仕様である。こっちでは修正されていると信じたい。



唯一奪われないのは防具のみだ。なので篭手装備が奪われないし戦える。リーチが短いのはこの際仕方がない。



「武器無くしたくなかったら死ぬ気で守りきれよ。責任は取らねぇぞ」



『『『キキイキキキィ!!』』』



反応を見せない俺たちを見てさらに煽る猿。見てるだけでむちゃくちゃ腹立つ。おしりペンペンとかクレヨンの子供みたいにケツだけ星人とかしてくるし、『Foooooo』と言っているような態度で指を立ててくる。我慢我慢。あ、これも言っとかないと不味い。



「お前ら、挑発されてかなりムカつくと思うけど絶対に乗るなよ?」



「あったまきた!!この猿全部切り刻んでやるわ!!」



「乗ったメス猫!喉元切り裂いてやる!!」



「ぶっ殺す!!!」



「あっ!?オイ待てお前ら!?」



「「「アールは黙ってて!!」」」



完全に挑発に乗った3人。異常状態『激怒』をモロに受けたな。こいつらの厄介なところはこっちの理性を状態異常として奪ってくる所だ。



理性的に腹立つのではなく、状態異常として植え付けてくるので怒りたくなくても怒ってしまうのだ。



防ぐ方法ははっきりしたものは無い。ただ慣れるしかないのだ。それなのに我慢しても精神状態の変動で状態異常を植え付けてくるとか鬼畜すぎる。実際俺が状態異常だと気がついたのもたまたまだったし。



受けないために精神統一とか精神修行とかに、かなりの時間を費やしたから本当にいい思い出である。



怒りに任せて突撃する三人だが、あのままだと間違いなく武器を奪われる。わかっていて助けない訳にはいかないので先に救出してくるとしよう。



「ルーク。ここうごくな・・・・あれ?お前平気なの?」



今更だけどルークはケロッとしている。コテンと首をかしげる仕草が出来るくらいには余裕がある。



「???何言ってるのさバカ師匠、ムカツクけどこれくらいはバカ姉に比べたらマシだし」



チーザー紫、一体私生活ではどんな生活をしてるんだ・・・・・。












設定



――『エクストラクエストダンジョン:呪却神殿』推奨レベル不明



・出現するモンスターにレベルが存在しない場所。敢えて言うならレベル100オーバー。攻撃力や防御力はそこまで強くはない。ただしモンスターはステータス外からの状態異常でプレイヤーに襲いかかる。強い精神力と勇敢な魂がなければ心が崩壊するだろう。





出現モンスター

・ブリガンテ

・エイリーアボア

・ヴィスディアマンティス

・ヴァージアフォックス

・カースサイスリッチ(レイドモンスター)

・カースサイスリッチ(??????)※イベント限定※


まさかのステータスじゃなくてプレイヤーを直接刺激した上で思考に植え付けられるタイプの状態異常を叩き込んでくる敵登場。なんだこいつ?


では、ここから作者の内心暴露です。興味ない方は後半飛ばしてください。

なろう素人が感情むき出しで大人げなくゲロります。あくまで個人の気持ちなので反論とかしないでください。


怒らないでください。


物理的に吐きます( ; ゜Д゜)オロロロロロロ






皆さんの暴れ出るキャラ案&モンスター案が朝昼晩ホーム開く度に記入あってすごい


というか、追加キャラ多すぎて覚えきれないんじゃ!キャラ設定間違ったらごめんなさい。


しょーじき、こんなにたくさんくれると思っていませんでした。まじで想定外でした。


前回からの反響が特にすごくてたくさんの人からコメント頂きました!凝ってる人は私より書くの上手いんじゃね?って思うくらいすごく丁寧に書いてくれててビックリですf(^_^;


実は九月後半までの予約分書き上がっててこれなら定期更新何とかなるなぁとか考えてたんですが、毎日皆さんくれるので、登場予定の話に次から次へと書き足してたりしてます。


歓喜の悲鳴って奴ですよ。


こんなに皆さんからの読んでもらえてると思うとニヤニヤしてしまって止まりません!


でもごめんなさい。登場まで二ヶ月待ちです。八月に仕事で使う資格試験があるので勉強しないとなのです。執筆時間が満足に取れないかもしれません。多分取れません。


なので、アイディアもらっても登場まで二ヶ月待ってください。もしかしたら三ヶ月先とかになる可能性もありますし、下手したら私が忘れるとかやらかす可能性もあります。


それでもいいぜ!っていう方はこれからもアイディアください。

皆さんの熱い思いはとても嬉しいです。


これからも更新していきますので是非よろしくお願いします。



あと、キャラ案ももちろん嬉しいんですけど、感想ください(本心)

私に限らずなのか、私だけかはわかりませんが、いつも思ってる願いです。読み手の時はあんまり気にしなかったんですけど、実際書いてみて、感想もらうとすごく元気になります。嬉しく思います。


すべてが全て、誉めてもらえる感想ではないときだって正直あります。


でも、それだけちゃんと読んでくれてるんだっていう気持ちが一杯で次も頑張ろうって元気を貰えるんです。


だから一言だけ頂けるのでも、貰えないのと比べると全然違いました。なので皆さんの感想で僕に元気をください。


以上です。長々とお付き合いいただきましてありがとうございました。


こんな私ですが、よろしければこれからも是非プラネットクロニクルをどうぞよろしくお願いいたします。


8月1日

月光皇帝より



あとネタバレというなの宣言


29日までに案くれた皆さん。一週間後お楽しみに

30日までにくれた方はまだ耐えてください

それ以降の方は私の試験終了したときまでお待ちください

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