第二章 23話 【怪しい入り口】
船から降りて【レモンティーナ】の入り口に着いたら違和感を感じた。
「何だこれは?」
俺達の目の前には警備員も門番もいない、入り口があった。
明らかにおかしかった。
中は武器屋防具屋ギルド商店街などお店が立ち並んでいるのに誰一人としていない。
まるでおもちゃの世界にでも入った感じがした。
「何よこれ。」
「お…おかしい」
「まさか。。。」
「何だこれは!?」
皆驚きを隠せなかった。
すると、石像の近くから声がした。
「なーんだこれは?お前達は何故ここに入れた?」
急にレモンを身体に貼り付けている男が現れた!
「「「「「?!」」」」」
「お前達何者だ?」
「俺たちは。。。果物五神だ。」
すると目の前の男は目が点になった。
「ハハハ!こいつぁ傑作だ!センスの欠片もありゃしねぇなぁww」
俺達を馬鹿にするように笑い出したのだ。しかし、笑っていると急にまた目が点になっていた。
「おい。お前【ユメリ】何をしてる?お前は確か【暴食】倒したやつを探しに行ってるんじゃなかったのか?」
「うちは負けたんや。横にいるこの人に。この人が【暴食】倒した人や。」
「ほー。お前負けたのに死にもせず負かされた相手の下僕と成り下がったのか?【憤怒】が聞いたらお前焼き殺されるぞ?我ら大罪において余りにも目に余る愚行だぞ。
戻れ。今なら間に合う。俺がチャンスをやろう。お前とは戦いたくない。【死神】様にも黙ってておいてやる。」
「ごめん。うちはこの人についていくって決めたんや。あんたらを、敵に回してでも付いていくと決めたんや。だから戻らんよ。悪いけどあんたらを倒す。果実は強いで?うちが負けたんはこの人にじょないんよ。横にいるこの女に負けたんや。」
すると【強欲】は言葉を失ったのか何も喋らなくなった。
「…」
「そうか。なら死ね。」
強欲がその言葉を発すると途端に周りがレモンになった。




