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091●めずらしい
アキラ、なに読んでるのよ?
また、マンガ?
ちがうって?
あれっ、ほんと、文字ばっかりじゃないの。
めずらしいね。
人類が戦争と平和を繰り返してきた理由は、人間が本質的に相反する性質を併せ持つ存在だからである。
人は協力しなければ生き延びられない一方で、自らの集団を守り、優位を確保しようとする攻撃性も内在させている。
この「内と外」を分ける本能が、共同体の結束を生むと同時に、他者との対立を生み出してきた。
また、戦争は単なる悪意や狂気の結果ではなく、資源不足や不安、力の均衡の崩れといった現実的要因から、「合理的選択」として発生する場合も多い。
平和は自然に続く状態ではなく、法や外交、忍耐と想像力によって、
意識的に維持される不安定な構造である。
その努力が疲弊したとき、人類は再び武力に傾く。
さらに、戦争の記憶は時とともに薄れ、悲惨さよりも正当化の物語が残る。
その忘却こそが、歴史を循環させてきた。
しかし人類は失敗を通じ、少しずつ戦争を選びにくい社会を築いてもきた。
その未完成の歩みこそが、人間の姿である。
エイミー、オレだって、たまにはマジメな内容も読むんだぞ。
うん、吠えたい気分だあ!わおぉぉぉん!




