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075⚫️ヴラドルフの館 & 076⚫️任せたぞ
075⚫️ヴラドルフの館
ゴライブは海を渡り、上陸した。ひたすら進軍する!
部族国家をいくつも駆け抜け、只々、ラベリアをめざす!
疾風のように、迅雷のように、その食欲のために、道を急ぐ!
ラベリアだ!ヴラドルフの館へ行こう!一族がいるはずだ!
076⚫️任せたぞ
「伯父上、生きておられたとは・・・。」
ゴライブ・デ・ヴラドルフは邸内を見る。なつかしい。
父がこの椅子で、いつも酒を飲んでいた・・・。
「で、どうなのだ、戦況は?」
「ええ、それが・・・天から巨竜が出現し、敵は一時撤退しています。」
「巨竜?」
「はい、建国神話に出てくるの姿と、一致しているのではないか、とも。」
「ふーむ。よし、見に行く!ここは任せたぞ!」
甥はゴライブを見送りながら、感慨に耽る。
任せたぞ、って言われてもなあ。伯父上・・・。
あなたは、もう当主じゃないんだよお?
まあ、いいか。昔、遊んでもらったしなあ・・・。




