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060⚫️出発準備
「ジン、行くのか?」
「うん、カナタ。ヴァルターさんが出発したからね。僕は直接、闘うわけじゃないけどね。」
「公国とボレリアが、国境を侵されんかぎりは動けん、ということだな。」
「そうだね。他国の紛争に介入すると、大きな戦争に繋がりかねないからね。」
「ふん・・・では、傍観するだけか。」
「いや。避難民の誘導や治療、戦略拠点の考察にはなるよ。」
「なるほどな。では、ワレも行く!」
「君はまだ若すぎるじゃないか。」
「ヒトは自分が自立したと思ったら、それは大人になったということなんだろ?」
ジンはカナタの言葉に微笑んだ。
「そうだな。それじゃあ、一緒に行こう。明朝、出発だ。自分の装備は自分でできるな、カナタ。大人だもんね。」
「くっ、そうだな! 剣と槍、弓矢を準備するぞ!」
「食糧や水、簡易寝具も忘れないようにね。」




