表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
36/78

041●なぜ、だれが

「そう・・・ジョンは・・・。」

ジェーンは、頬を伝う涙をぬぐうこともできず、ただ肩を震わせた。

「ジェーン・・・。あなたが生み育てた、あの子たちも・・・。残念だけど。」


まだ一歳にも満たない子もいた。

彼女が代理母となり、自ら乳を与え、抱きしめ、

眠りにつくまで寄り添った子どもたち。

最年長でも、まだ五歳。


「いったい・・・なぜ。だれに・・・。」

「それが、よくわからないそうよ。ただ、直前にあの国の、セキュリティ・コアの職員がジョン・スミス現役代表に面会に来たらしいの。・・・そいつらかもしれない。」


その瞬間、ジェーンの胸の奥で、何かが弾けた。


「年端もいかぬ子どもまで手にかける連中に、正義なんてあるものか!わたしが、ジョン様方の遺志を継ぐ!この非道、決して許さない!!」


泣き叫ぶジェーン。

その瞳には、哀しみと憎悪が入り混じった、決意の黒い炎が宿っていた。


・・・犯行がブリッツの仕業だとは、彼女は知る由もなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ