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幸せからの不幸からの幸せ  作者: みみんがねこ
9/25

過去の思い出1

私は、思い出していた


ママとパパとの思い出を・・・


※   ※   ※


リビングで私はテレビを見ていた


すると、一つの映画の宣伝のCMが流れた・・・


『もう、俺の居場所は、ここにはない』


男の人は、ビルの屋上で飛び降り自殺をしようと

していた


『さよなら、俺の命・・・』


そして、ビルから飛び降りようと足を前に出すと


バンッと勢いよくビルの屋上のドアが起き


一人の女の人が入って来た


『何、言ってんの!?

お前、バカか!?

もう、俺の居場所は、ここにはねぇーだ!?

だったら、おめぇの居場所つくりゃ

いいだけやねーか!!

自分の命、粗末にしてんじゃねー!!』


『これが、俺と自称神様の

出会いの始まりだった・・・』


と言うCMを見ていた


「ママー、希望

これ、みたいー」


「これ?」


ママは、少し顔がこわばった


「ママ、いいんじゃない」


「いや・・・でも・・・」


パパは、私のところに来て


「希望、今度のパパの休みの日に

みんなで、観に行こうな」


「うん!!」


私は、引き続きテレビを見ていたが

ママたちはキッチンに行き

私に聞こえないように小声で


「あんなものを、あの子に観せるつもり?」


「観たいって言うんだから

観せりゃいいだろ」


「予告編で内容が残酷なもんだって想像できるじゃない」


「まぁ・・・想像できるけどさ・・・」


「だったら・・・」


「ま、大丈夫だよ」


パパは、お母さんの話を終わらせ私のところに

来て一緒にテレビを見ている


その様子を、黙ってお母さんは

見ていた

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