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作戦!開始!!

やあ!私はナナ!!

私達は王国からの依頼を受け、とある都市へと向かっていた。そこが魔王軍幹部、魅終者の暗躍により危機に陥った都市、カトイだった。そして、辿り着いてそうそう、その侵攻によるものか魔物たちの動きを抑制していた結界オーバーフィールドが機能不全を起こしてしまう  

私達四人も混乱の中分断されてしまい絶体絶命!

しかし、新能力や協力者、成長を経て全員の合流に成功したのだ!!


「まあまた分かれるわけだが」


「なにか言いました?」  


「いや、何でもない」


現状やることは2つ。魅終者の討伐とオーバーフィールドの被害確認。また、可能ならばその修復だ


特にオーバーフィールドの修復については早急に行わなくてはならない


ケガレの話が確かなら、まだ大事にはなっていないようだが、それでも時間の問題だ


かといって魅終者の方も放置するには危険すぎる


そういった事情から私とカゲリ、ミリノとリノアで二手に分かれることとなった



「今更だが、相手って一応魔王軍の幹部なんだろ?ミリノ来なくていいのか?」

 

「はい。絶対に勇者がやらなきゃいけないわけではないですし、私とリノアちゃんの戦い方じゃ飛行船沈めちゃうかもしれませんから」  


「うん。まだ私も強化の力に馴れてないし」


「あー。確かに」


二人はそれぞれ現影使いとの戦いと今回の事件で大幅にパワーアップしている


そして、その成長方面は両者とも物理火力だ。最もリノアは出力が物理なだけで使用技自体は魔法だが


まあとにかく、あの圧倒的火力では確かに船が保たないだろう


それにアジナには因縁もあるようだし…  


「わかった。こっちは任しとけ」


「お願いします」


「…話は纏まったか?」  


口を開いたのは、この事件を止める為国から派遣されたリノアの父にして元勇者パーティーの一員。ケガレ


現状私達の最強戦力だ。間違えで襲われたからよくわかる


「もし仮にオーバーフィールドが修復不可能な状態なら、すぐに街に戻ってバーフに伝えてくれ。瞬時に王に連絡が行く」


「わかりました」


「わかったー!!」


「んで危険度は当然、敵の本拠地である飛行船(こっち)のが上だ。お前等も絶対に油断するな」


「了解」


「ええ」


「万が一俺等がしくじるようなことがあればなんかしらで伝える。そんときはオーバーフィールド組もすぐに引き換えしてこの島から離脱しろ」

 

「考えたくはないけど…わかった」


「はい」


「それでは只今より、魔王軍幹部討伐作戦を開始する!!!」







――――――――――――――――――――――――


勇者の剣


人間達に代々伝わる忌まわしき魔剣


それが今の私の目的…


「アジナ、やりなさい。あのガキ共を殺して剣を奪いなさい」


返答はいらない。というよりも出来ないだろう


既に思考回路は機能していないのだから



…あの剣には魔王という概念への特攻が付与されている

ありとあらゆる能力を弱め、不死性をも殺す呪いの刃

憎き仇の剣だ


あの剣さえなければあのお方は今も…!!!!


…残念ながら私のもとに来たのは現影使(クソガキ)いを倒した二人組と見知らぬジジイ


「まあ、さっさとくだして剣の下へ向かいましょう」


前魔王軍幹部『魅終者(みしゅうしゃ)』の名に掛けて必ず…必ず…仇を!!


「魔王(キング)様…」

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