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Because I love you ,   作者: Ψ蒼龍Ψ
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25/33

実は



「ねえ、この外国人さん何語喋ってるの? 英語じゃないよね?」

「…………え?」




二十三日目。




なぜか、軍人さんの言葉が通じていません。

「千早、この子何言ってるの?」

そして軍人さんにも通じていません。

「えっと、はじめましてって言ってるけど」

私にしか聞こえてないのかな。

「千早、凄いね」

初音はびっくりした顔でそう言った。

普通に聞こえるんですが…………。







学校帰り、立ち寄った書店で軍人さんを見かけた。

「軍じ……ザシャさん。何の本読んでるんですか?」

「んー、“零戦の全て”」

…………??

ゼロセンってなんでしょう。

表紙には航空機みたいなものが乗っているから、多分空は飛ぶんだろうけど。

「その、零戦ってなんですか?」

「見た目的に軍用飛行機? …………じゃないね、文字は、“艦上戦闘機”って読むんだと思う」

カンジョウセントウキ?

意味がわからない単語を連発。

そこで初音が、

「外国人さんは外国語で、千早は日本語で会話ってすごいねえ!」

「………………え?」

なんとおっしゃいました?

初音は顎に手を添えて言う。

「英語じゃないよね? ニュアンス的にヨーロッパ系?」

「え? え?!」



そして現在に至る。




「通じて……ない」

「みたいだね」

顔を見合わせて言っても、初音にはわからないんだろう。

軽いパニックになった私は、とりあえず避難(うちへかえる)するため、軍人さんの腕を引っ張った。

「ごめんね、私達は帰るね」

「私()? まさか恋人?」

「違うね、同棲してるだけだね」

そう言ったのは軍人さん。

わざわざそれを私に翻訳させる気ですか。

「何て言ったの?」

さすがに同居|(同棲(・・)ではありません)してるとは言えないので、

「………………早く帰ろうって」

それだけ言った。

「恋人じゃん?」

「違うよ~」

曖昧に笑って誤魔化して、軍人さんの腕を掴んで、早足で店を出た。









「なんで、言葉が通じてないの?」

それは私が聞きたいです。

「なんで千早にだけ通じるんだろうね」

それも私が聞きたいです。

軍人さんは威厳の欠片もない、へらっとした笑みを浮かべた。

「…………運命とか」

「ふざけないでください」

軍人さんはくすっと笑うと、私の荷物を指差した。

「持つよ」

「結構です」

「重いだろ」

「重いですけど――って何勝手に取ってるんですか」

「いいのいいの」

今度はにこっと笑った。

そして私を真正面から見つめた。

「キスしていい?」

ここ普通に野外ですけど?

外国人の感性っていまいち理解できない(し、する気もない)。

「床とどうぞ」

軍人さんはちょっとだけ眉を下げた。

「酷いなぁ。……でもさ、このまま言葉が通じなくなったら俺と結婚してよ」

そう言った軍人さんの表情が、なんとなく寂しげで。

こんな表情するんだ、とぼんやり思っていると、断りも何もなく私の手を取り掌に唇を落とした。

「死んでください」

ハンカチで丁寧に拭きました。

「最近冷たいねぇ」

「…………っそれはあんたが過度なスキンシップをしてくるからでしょうが!!」

「あー、身構えてるってこと?」

「るっさい」

「でも本当に言葉が通じなくなったらどうしようね」

軍人さんは口調を変えて、静かに言った。

「………………」

押し黙るしかありませんでした。









びこーず作者VS登場人物あとがきこーなー(/ω\*)


作者:お久しぶりです投稿です!


ザシャ:久しぶりだね。


作者:学校が始まったから更新速度が落ちます。


ザシャ:日本の学生はいつも忙しそうだしねェ。


作者:そういうお前はどうだったの。


ザシャ:俺? 勿論学年トップで通k(以下略


作者:君のそういうところが嫌いだな。


ザシャ:そういう設定にしたのが悪いんでしょうよ。

    医者で軍人っていったらエリートだって考えと、どうしようもないくらい駄目人間っていうのを組み合わせたかったんだろ。


作者:うん。その通りです。そして言わせたい台詞のシチュを断片的に↓

   ザシャ×誰か。


『「私普通に成人してるのに、なんでそんな軽々と運べるの?」

 「患者を運ぶコツを知ってるんだ。一応医者だからね」』


ザシャ:あとはアッーー! なシチュで一個、なんだろ。


作者:私の心中を読むな! ……その通りですが、それは多分文章化しません。


ザシャ:それより、今回もシリアスだね。


作者:そうだね。これからシリアスムード突入。

   そしてまたキャラ紹介するよ。



早蕨(さわらび)初音(はつね)

16か17歳|(千早と同い年)。

千早の友人。

ふんわり茶髪ロング(作者の好み)。

現在彼氏持ち。

身長は152センチ。


初音:初音だよ! ……ミクじゃないよ?


作者:初音はモブ化しそうですが頑張ります。

   


ザシャ:次回もシリアス?


作者:分かりません(キリッ


ザシャ:さっさと書きなさい(軍人モードON)


作者:いやいやいや銃突きつけないでそれ多分狙撃銃!

   中、遠距離でやるやつだから近距離じゃないからわかる!?


ザシャ:当たればそんなもの関係ないだろう(ON持続中)。


作者:なんなのこの実用主義(プラグマティズム)!


ザシャ:ばーんっ


作者:|(気絶…………)


ザシャ:作者が擬音で気絶したので、ここまで。

    また次回で会おう。



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