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プロローグ1

 俺、ガウス=ガーランドはとても退屈していた。

 齢15歳にしてこの世界にある地水火風全ての属性の魔術を極め、みんなに天才魔術師としてチヤホヤされ天狗になっていた。

 それに今のところ、世界は比較的平和であまり出番もない。

 どこかの迷宮にでも潜ってもいいが(引く手あまたである)そんな気になれない。

 そんなことより、女性とイチャイチャしたい……魔術に関しては天才だが、女性に対してはかなり奥手、いやヘタレだった。

 そこへちょうど気になっている女性サラ=チェルシーと友達のカストロ=ダイバーが連れ立ってこちらに歩いてくるのが見えた。

 むぅ……カストロに少し嫉妬を覚える。


「はーい、ガウス!ご機嫌いかが?」

「ようガウス!ここにいたのか?探していたんだぜ?」


 二人が話しかけてくる。


「やあ!サラ!こんにちは。……カストロは何の用だ?」

「おい!態度が違いすぎるだろ」

「ふふっ、そりゃしかたないわよねえ?」


 サラは俺より2歳年上のとても美人の僧侶で出るとこも出てるので、道を行くと振り返る野郎が多い。

 彼女はそんな視線にも慣れている感じだ。

 僧侶としての腕も確かなので引く手あまただ。

 カストロは俺と同じ歳のイケメン剣士で腕も立つが単純で少し残念……だがとてもいい奴だ。

 俺たちはパーティを組んでいて、若くして一流の冒険者と世間から見られている。


「ははっ、それで何の用なんだ?」

「いや、新しい迷宮が見つかったらしい……行ってみないか?」

「最初に迷宮を踏破したらギルドから報奨金がたんまりだもんね」


 サラの目が$マークになっている。

 彼女はお金が好きだ、いやお金がかかるブランド品とかが好きなんだろう。

 迷宮を最初に踏破するとギルドからたくさん報奨金がでることになっている。

 とはいっても先に入った冒険者もいるだろうに、捕らぬ狸の皮算用だと思う。


「最初に踏破できるかはわからんが興味はあるな、行ってみるか」

「そうこなくちゃね!」


 こうして俺たちは迷宮に向かうことになった。


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