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95話 獣人族と地理的問題

「それでは急いで届けに行きましょうかー」


 薬の調合が終わると、受付の人が患者の所まで案内してくれる事になった。

 と言っても近くの病院にいるとのことなので、案内と言うよりは顔繋ぎのような感じだ。



 病院に向かう途中で、ふと気付いたようにライラさんが口を開いた。


「それにしても夜月草が必要って事は狼の獣人族の人だよね?最近引っ越してきたとか?」


「え、獣人って実在するんですか!」


 こういった別種族の人がいるというのは、異世界ならでは。

 想定していなかったファンタジー要素との邂逅にテンションが上がる。


「実在って大袈裟な…まぁこの辺りには滅多にいないけど普通にいるよ」


「今回の患者さんも行商の方のようで、たまたまこの街に来ていたみたいですねー」


「北の山脈地帯の向こう側には獣人族がいっぱい住んでいる街もあるんだったかな」


「そんな街があるんですか!今度行ってみたいです!」


「そう言っても山脈越えるのがかなり大変…いや君なら飛べるから関係ないか…」


 あの程度の山脈地帯程度、この魔女箒で飛んでしまえば関係ない。

 ただ、普通の人にはなかなか厳しいので、わざわざ向こう側から人が来ることも少なくて獣人族の人はこの辺りには少ないという風になっているのはあるんだろうなと思った。

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