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93話 山からの帰還

 夜もふけて人通りもほとんど無くなった頃。私達はライラさんの店まで戻ってきた。


「あ、おかえりなさーい」


 お店の中に入ると受付の人が店番をしながら待っていた。


「あれ?ギルドに帰ったんじゃなかったの?」


「帰ってましたけど当番終わったのでこっちで待ってましたー」


「なるほど、こんな遅くまでありがとね。急いで薬を作るからもうちょっとだけ待っててもらえるかな?」


「了解ですー」


 そう話すとライラさんは慌ただしく作業部屋に入って行った。


「せっかくですしたまには調薬している所見せてもらいますかー。ネコミさんも一緒にどうです?」


「見てみたいです!」


 異世界の貴重な素材を使った調薬。工房を開いたりするような非戦闘系の物語では、かなり定番なシチュエーションと言えるだろう。

 それこそ魔法を使ったファンタジーな手法でポーションのような薬を作ったりしているのだろうか。

 内心かなり期待して私は作業部屋の扉を開いた。

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